特許
J-GLOBAL ID:200903083324650588

成形性、形状凍結性及び塗装焼付硬化性に優れた異方性の少ないアルミニウム合金材の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 秀岳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-077099
公開番号(公開出願番号):特開平5-247610
出願日: 1991年03月18日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、自動車のボディシート材をはじめとする輸送機器の製造に特に適したプレス加工時の成形性、形状凍結性及び塗装焼付硬化性に優れた異方性の少ないアルミニウム合金材の製造法に関する。【構成】 Si:0.4%以上1.5%未満、Mg:0.3%以上0.5%未満、V:0.02%以上0.2%以下、残Al並びに不可避不純物からなる合金を半連続鋳造し、得られた鋳塊を通常の方法で最終板厚まで圧延後特定条件で加熱、溶体化処理後、室温放置して熱処理する方法である。【効果】 薄い板の製造が可能となり、自動車等の軽量化を促進することができる。
請求項(抜粋):
重量%で、Si: 0.4%以上 1.5%未満、Mg: 0.3%以上0.5%未満、V:0.02%以上 0.2%以下を含有し、残部はAl並びに不可避不純物からなる合金を半連続鋳造し、得られた鋳塊を通常の方法で最終板厚まで圧延した後、 100°C/min以上の昇温速度で 450°C以上 580°C未満に加熱し、この温度範囲で10s 以上10min 未満の保持の溶体化処理後、150 °C以下まで 100°C/min以上の速度で冷却の後、室温放置時間を60min 未満とした後、50°C以上 150°C以下に10min 以上500min以下保持することを特徴とする成形性、形状凍結性及び塗装焼付硬化性に優れた異方性の少ないアルミニウム合金材の製造法。
IPC (2件):
C22F 1/043 ,  C22C 21/02

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