特許
J-GLOBAL ID:200903083327655211
意味知識獲得装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-287782
公開番号(公開出願番号):特開平8-147307
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 自然言語処理などで必要とされる単語間の共起関係を自動的に学習するとき、より高い精度の二項関係の学習ができるようにすることを目的とする。【構成】 二項関係学習部3が教師部2の指示のもとに共起関係を用意しておく単語群間の二項関係を学習し、これを二項関係観測行列群4に格納しておき、知的処理部5から要求された単語間の二項関係を、二項関係学習部3が二項関係観測行列群4より取り出し、または新たに予測して出力する。
請求項(抜粋):
電子化された文書データ中の意味知識を単語間の二項関係の事例として抽出する教師部と、第1の単語群を行に配置し、第2の単語群を列に配置し、各々の二項関係が示される観測行列を備えた二項関係格納部と、前記教師部から与えられる事例をもとに意味知識を学習してこれを前記二項関係格納部の行列の対応する位置に格納し、対象とする単語間の二項関係知識を前記行列より取り出して出力する学習部とからなり、前記二項関係格納部は、前記観測行列に加え、その観測行列の行にならぶ単語間の関連度を示す重みを格納する行間重み行列と、その観測行列の列にならぶ単語間の重みを格納する列間重み行列とを備え持ち、前記学習部は、前記観測行列にすでに格納されている他の単語の組の二項関係値を、前記他の単語の組の行同士列同士の間の重みを用いた重みつき多数決により採用して、対象とする単語の組の二項関係値を予測し、この予測した二項関係値が前記教師部が抽出した二項関係値と異なるとき、前記二項関係値を予測する単語の組の行の単語と他のすでに二項関係値が観測行列に格納されている単語の組の行の単語との間の重みは前記列重み行列に格納されている値に基づいて更新し、前記二項関係値を予測する単語の組の列の単語と他のすでに二項関係値が観測行列に格納されている単語の組の列の単語との間の重みは前記行重み行列に格納されている値に基づいて更新していくことで、前記教師部が有する二項関係値を学習して観測行列に格納し、それ以外の二項関係値も推定していくことを特徴とする意味知識獲得装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F 15/38 Z
, G06F 15/38 M
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