特許
J-GLOBAL ID:200903083331925096

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-014241
公開番号(公開出願番号):特開2000-213309
出願日: 1999年01月22日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 樹脂で箱状に形成したシール部材の変形を抑制するバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 バルブタイミング調整装置を構成するベーンロータの外周壁とシューハウジングの内周壁との間には微小クリアランスが設けられている。ベーンロータの外周壁に保持されたシール部材16は板ばね17の付勢力および遠心力によりシューハウジングの内周壁に向けて押されることにより、クリアランスを通り油圧室間で作動油が漏れることを防止している。シール部材16は直方体の箱状に樹脂で一体成形されている。シール部材16は、箱部161と中央リブ162と両端リブ163とを有している。中央リブ162はシール部材16の長手方向中央部に形成されている。シール部材16の全長をLとすると、各両端リブ163は長手方向両端側からL/6の位置に中心が位置するように形成されている。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられるバルブタイミング調整装置であって、前記駆動軸または前記従動軸のいずれか一方とともに回転するハウジング部材と、前記駆動軸または前記従動軸の他方とともに回転し、前記ハウジング部材内に形成された収容室に所定角度範囲に限り前記ハウジング部材に対し相対回動可能に収容されているベーン部材と、前記ハウジング部材と前記ベーン部材との隙間に配設されているシール手段とを備え、前記シール手段は、樹脂で箱状に形成され前記ハウジング部材または前記ベーン部材の一方に保持され前記ハウジング部材または前記ベーン部材の他方に当接し摺動するシール部材と、前記ハウジング部材または前記ベーン部材の他方に向け前記シール部材を付勢する付勢手段とを有し、前記シール部材は、長手方向中央部に形成されている中央リブと、長手方向両端から長手方向全長の1/4以内の長手方向両端側に形成されている両端リブとを有していることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
Fターム (19件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BA21 ,  3G016BA22 ,  3G016BA23 ,  3G016BA38 ,  3G016CA06 ,  3G016CA11 ,  3G016CA13 ,  3G016CA27 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA46 ,  3G016CA51 ,  3G016CA52 ,  3G016DA06 ,  3G016DA22 ,  3G016EA12 ,  3G016GA00

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