特許
J-GLOBAL ID:200903083332980511

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-096097
公開番号(公開出願番号):特開平6-173811
出願日: 1993年04月22日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 低粘度、低潤滑性の燃料が燃料噴射ポンプの潤滑油を希釈するのを防止すると共に、燃料のリーク量を低減させて調量、分配の精度を高める。【構成】 燃料噴射ポンプ1は、直接に燃料を加圧するのではなく、粘性及び潤滑性が燃料よりも高い別の作動油4を加圧する。加圧された作動油4はダイヤフラム装置3の作動油室3bへ供給されるが、ダイヤフラム3aを挟んで隣接する燃料室3cには燃料タンク6と低圧燃料ポンプ7から逆止弁8を通じて燃料5が供給されているから、作動油4の圧力は燃料5に伝達され、加圧された燃料5は燃料噴射弁2に送られて噴射される。このように、作動油4と燃料5との間は隔離されているから、作動油に燃料が溶解して希釈する恐れがないし、燃料噴射ポンプ1の摺動面の隙間から粘性の高い作動油が漏洩することもないので、燃料噴射ポンプの調量、分配の精度は低下することがない。
請求項(抜粋):
それ自体が燃料を直接に加圧するのではなく、粘性及び潤滑性が前記燃料よりも高い別の作動油を加圧する燃料噴射ポンプと、可撓性のダイヤフラムによって内部空間が作動油室と燃料室とに区画されており、前記作動油室には前記燃料噴射ポンプが吐出する加圧された作動油が導かれると共に、前記燃料室には燃料供給源から逆止弁を介して前記燃料が供給されて、前記燃料が前記加圧された作動油から前記ダイヤフラムによって完全に隔離された状態において前記作動油によって加圧されるダイヤフラム装置と、前記燃料室において前記作動油によって加圧された燃料を受け入れて噴射するように、前記燃料室に接続されている燃料噴射弁とよりなる燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02M 47/04 ,  F02M 47/00 ,  F02M 61/14

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