特許
J-GLOBAL ID:200903083336894725
光ヘッド装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-285102
公開番号(公開出願番号):特開平11-120608
出願日: 1997年10月17日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】トラックエラー信号中に含まれるオフセット成分を確実に除去可能な光ヘッド装置を提供することを目的とする。【解決手段】この光ヘッド装置に適用されるトラックずれ信号を検出するフォトディテクタ23は、トラックずれ信号を検出する離間して配置された4つの受光領域23a乃至23dを有するとともに、これら4つの受光領域の間における、光ディスクから反射された反射光のうちの0次回折光、1次回折光および-1次回折光の全てが重なる高強度部分の光が照射される領域には、第5乃至第8受光領域23e乃至23hからなる中央受光領域を設け、トラックずれ信号中に含まれるオフセット成分を除去する。これにより、トラックずれ信号中に含まれるオフセット成分すなわちレンズシフトによるトラックエラー信号への影響を除去する。
請求項(抜粋):
光ビームを放射する光源と、この光源を出射された光ビームを記録媒体の記録面に集光させる集光手段と、前記記録媒体の記録面で反射および回折された反射光ビームを電気信号に変換する光電変換手段と、を有する光ヘッド装置において、前記光電変換手段は、前記集光手段によって収束されて得られる集光スポットが前記記録媒体の半径方向に移動したとき、前記記録媒体が前記集光スポットを反射した反射光ビームが前記光電変換手段に投射されて移動する方向に対して略直交する方向に規定される第1分割線の両側に位置した光ビームを受光しない領域であって、前記第1分割線に直交する方向の長さが前記反射光ビームのビーム径より短く、前記第1分割線に平行な方向の長さが前記反射光ビームのビーム径より長い矩形状に形成された不感領域と、前記不感領域の外側に位置するとともに、前記第1分割線、及びこの第1分割線に略直交して前記反射光ビームを略等分する第2分割線によって略等しく分割され、前記不感領域からはみ出した前記反射光ビームを受光する第1乃至第4受光領域とを有し、前記第1乃至第4受光領域に入射した前記反射光ビームを光電変換して得られた信号のうち、互いに対角の位置に位置する領域から出力された信号の2組の和信号である第1及び第2対角和信号を生成し、前記第1対角和信号と第2対角和信号との位相差を検出して生成された位相差信号を、前記記録媒体の記録面に予め形成されているピット列の中心と前記集光手段を通過した光ビームの中心を一致させるために前記集光手段をピット列を横切る方向に移動させるトラッキング制御に利用するトラックエラー信号とすることを特徴とする光ヘッド装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G11B 7/135 Z
, G11B 7/09 C
前のページに戻る