特許
J-GLOBAL ID:200903083347174015

突入電流防止装置及び電子回路保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-133061
公開番号(公開出願番号):特開平8-331756
出願日: 1995年05月31日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【目的】 電流制限抵抗の接続を切り替えるスイッチが不要で、しかも消費電流の大きな電子装置に利用しても突入電流を十分に抑制できる突入電流防止装置を実現する。【構成】 本発明はコネクタを介した電源接続時に電子装置へ流れ込む突入電流を防止する突入電流防止装置に関するものであり、電子装置31の第1のコネクタ32aの+側の電源接続ピン37とコンデンサ34及び電子回路35とを接続する電源ライン上に半導体スイッチング素子36を介挿接続し、この半導体スイッチング素子36のオン抵抗を各コネクタが接続されてから所定時間が経過するまでに∞Ω即ち略絶縁状態から略0Ωまで徐々に変化させるように制御する。これによりコネクタ接続時、半導体スイッチング素子36は電流制限抵抗として働くことで突入電流の発生を防止できると共に、消費電流の大きい電子装置でも突入電流を十分抑えることができる。
請求項(抜粋):
電子装置に設けられたコネクタAと、前記コネクタAと接続されるコネクタBと、前記コネクタAにそれぞれ設けられたコンタクトA1及びコンタクトA2と、前記コネクタBに設けられ、直流電源とそれぞれ接続され、且つコネクタ接続時、前記コンタクトA1及びコンタクトA2と個々に接触されるコンタクトB1及びコンタクトB2と、前記コンタクトA1と前記電子装置とを電流制限抵抗を介して接続する第1の電源ラインと、前記コンタクトA2と前記電子装置とを前記電流制限抵抗を短絡するようにして接続する第2の電源ラインとを具備し、前記コンタクトA2またはコンタクトB2のいずれかが、接触先端位置を同一コネクタ内の前記コンタクトA1またはコンタクトB1より後退せしめてなることを特徴とする突入電流防止装置。
IPC (3件):
H02H 9/02 ,  H01R 13/66 ,  H02J 1/00 309
FI (4件):
H02H 9/02 D ,  H02H 9/02 E ,  H01R 13/66 ,  H02J 1/00 309 R
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-117132
  • 特開昭62-077021
  • 特開平4-117132
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