特許
J-GLOBAL ID:200903083362478012

自然斜面安定化工法およびこれに用いる支圧部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-041170
公開番号(公開出願番号):特開平11-222867
出願日: 1998年02月06日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 自然斜面の安定化を有効に図ることができ,同時に自然斜面の保全に好ましい自然斜面安定化工法を提供する。【解決手段】 先ず,自然斜面11においてアンカーロッド等の引っ張り部材12を地中に貫入するとともにその先端部を硬い基礎地盤13に定着する(図1(イ))。次いで,引っ張り部材12の上部に下向きの錐体状部材15を配置し,この錐体状部材15を地表から何らかの手段で押し込み,地中に埋没させる(図1(ロ))。次いで,引っ張り部材12の地上突出部に支圧部材14を配置し,引っ張り部材12に緊張力を与えて,その緊張力の反力を受ける前記支圧部材14およびその下面の錐体状部材15に,硬い基礎地盤13との間の地層に対する支圧力を作用させ,その支圧効果で当該自然斜面11を安定化する(図1(ハ))。錐体状部材15の作用で支圧部材14における支圧効果が増大し,斜面安定効果が向上する。自然斜面を掘削しないので,自然斜面の保全に好ましい。
請求項(抜粋):
自然斜面において引っ張り部材を地中に貫入するとともにその先端部を硬い基礎地盤に定着し,前記引っ張り部材の地上突出部に支圧部材を配置し,前記引っ張り部材に与えた緊張力の反力を受ける前記支圧部材で地表を押圧して当該自然斜面の安定化を図る自然斜面安定化工法において,前記支圧部材の下面側に下向きの錐体状部材を配置し,この錐体状部材を地表から押し込んで地中に埋没させることを特徴とする自然斜面安定化工法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 切土斜面安定化工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-273743   出願人:株式会社フジタ
  • 法面の保護方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-130995   出願人:新屋紀男

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