特許
J-GLOBAL ID:200903083364773356

内燃機関のカム軸駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-190891
公開番号(公開出願番号):特開平8-049509
出願日: 1985年06月03日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【課題】 シリンダ列の上側で互いに平行に配置された2つのカム軸5,15を介して操作される、各シリンダ毎に4つの弁を備えた、多気筒式内燃機関のカム軸駆動装置を改良して、2つのチェーンの振動が互いに増幅されることが避けられ、伝動系内における緩衝が付加的に得られるようなものを提供する。【解決手段】 一方のカム軸5を駆動するための歯付きベルト伝動装置11がシリンダヘッドの外側に配置されており、チェーン伝動装置の張り側24とゆるみ側25との間に位置してチェーン14の内側に作用する緊張装置20が設けられており、該緊張装置が、油圧ケーシング21内で長手方向摺動可能な油圧ピストン22を有し、該油圧ピストンに、前記チェーンに当接する緊張シュー23が設けられており、前記緊張装置に、シリンダヘッド17から油圧が供給され、前記チェーン伝動装置がシリンダヘッド内に配置されている。
請求項(抜粋):
シリンダ列の上側で互いに平行に配置された2つのカム軸(5,15)を介して操作される、各シリンダ毎に4つの弁を備えた、多気筒式内燃機関のカム軸駆動装置であって、一方のカム軸(5)がクランク軸によって直接駆動され、この一方のカム軸(5)自体がチェーン伝動装置(12)によって他方のカム軸(15)を駆動するようになっている形式のものにおいて、一方のカム軸(5)を駆動するために、内燃機関の端面側に設けられた歯付きベルト伝動装置(11)が使用され、該歯付きベルト伝動装置(11)がシリンダヘッドの外側に配置されており、チェーン伝動装置(12)に、このチェーン伝動装置(12)の張り側(24)とゆるみ側(25)との間に位置してチェーン(14)の内側に作用する緊張装置(20)が設けられており、該緊張装置(20)が、油圧ケーシング(21)内で長手方向摺動可能な油圧ピストン(22)を有しており、該油圧ピストン(22)に、前記チェーン(14)に当接する緊張シュー(23)が設けられており、前記緊張装置(20)に、シリンダヘッド(17)から油圧が供給されるようになっており、前記チェーン伝動装置(12)がシリンダヘッド(17)内に配置されていることを特徴とする、内燃機関のカム軸駆動装置。
IPC (3件):
F01L 1/02 ,  F02B 67/06 ,  F02D 11/06

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