特許
J-GLOBAL ID:200903083364835149

オレフィン類重合用固体触媒成分

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-109070
公開番号(公開出願番号):特開平6-166716
出願日: 1992年04月03日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 オレフィン類の重合に供した際、高活性に作用し、立体規則性重合体が高収率で得られると共に、広い分子量分布を有するポリオレフィンを製造し得る固体触媒成分を提供する。【構成】 ジアルコキシマグネシウムと常温で液体の芳香族炭化水素とで形成される懸濁液に、四塩化チタンを接触させ、次いで90°C以下で炭素数4以下のアルキル基を有するフタル酸ジアルキルを加えた後昇温し、90〜110°Cの温度域で炭素数5以上のアルキル基を有するフタル酸ジアルキルを加え、更に昇温して90〜115°Cの温度域で反応させることによって生成された組成物を、芳香族炭化水素で洗浄した後、再び常温で液体の芳香族炭化水素の存在下に、四塩化チタンを加えて80〜115°Cの温度域で反応させることによって得られることを特徴とするオレフィン類重合用固体触媒成分。【効果】 重合時、簡略な操作によって分子量分布の広いポリオレフィンを高活性、高立体規則性重合体の収率を維持したまま製造し得る。
請求項(抜粋):
(a)ジアルコキシマグネシウムと(b)常温で液体の芳香族炭化水素とで形成される懸濁液に、(c)四塩化チタンを接触させ、次いで90°C以下で(d)炭素数4以下のアルキル基を有するフタル酸ジアルキルを加えた後昇温し、90〜110°Cの温度域で(e)炭素数5以上のアルキル基を有するフタル酸ジアルキルを加え、更に昇温して90〜115°Cの温度域で反応させることによって生成された組成物を、芳香族炭化水素で洗浄した後、再び(b)常温で液体の芳香族炭化水素の存在下に、(c)四塩化チタンを加えて80〜115°Cの温度域で反応させることによって得られることを特徴とするオレフィン類重合用固体触媒成分。
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 4/658 MFG

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