特許
J-GLOBAL ID:200903083365229650

エコーキャンセラと併用する音声スイッチの制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-339060
公開番号(公開出願番号):特開平7-162537
出願日: 1993年12月03日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 エコー経路の遅延の影響を受けず、話頭切れを発生させずに残留エコーを抑圧できる音声スイッチの制御方式を提供する。【構成】 エコーキャンセラ3と併用する音声スイッチの制御方式において、シングルトーク時のエコー信号を含む送信信号レベルSpjとエコーキャンセラ3の出力信号レベルEpjとの比(EpM/SpM)を記憶し、その後に入力する送信信号レベルSpjを(EpM/SpM)で除算して残留エコーレベル推定値Eを求め、推定値Eに応じた挿入ロスLを演算し、シングルトーク時には、エコーキャンセラ3の出力信号レベルEpjを前記挿入ロスLで減衰して出力し、ダブルトーク時には、エコーキャンセラ3の出力信号レベルEpjをそのまま出力する。この方式は、エコー経路の遅延による影響を受けないデータを選んで音声スイッチ制御を行なっている。挿入ロスL5は、残留エコーレベル推定値Eに応じて設定しているため、話頭切れが回避できる。
請求項(抜粋):
エコーキャンセラと併用する音声スイッチの制御方式において、シングルトーク時のエコー信号を含む送信信号レベルSpjとエコーキャンセラの出力信号レベルEpjとの比(EpM/SpM)を記憶し、その後に入力する送信信号レベルSpjを前記比(EpM/SpM)で除算して残留エコーレベル推定値Eを求め、前記残留エコーレベル推定値Eに応じた挿入ロスLを演算し、シングルトーク時には、前記エコーキャンセラの出力信号レベルEpjを前記挿入ロスLで減衰して出力し、ダブルトーク時には、前記エコーキャンセラの出力信号レベルEpjをそのまま出力することを特徴とする音声スイッチ制御方式。
IPC (3件):
H04M 9/10 ,  H04B 3/20 ,  H04B 3/23
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平2-062071
  • 特開平1-094755

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