特許
J-GLOBAL ID:200903083372130570

音源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-006192
公開番号(公開出願番号):特開平9-198045
出願日: 1996年01月17日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】 楽音形成の他、音声等の連続波形を表すPCM音声データの録音または再生をすることができる音源装置を提供する【解決手段】 楽音形成処理において、アドレス演算部から出力されるアドレスデータに基づいて波形RAM4内の楽音波形サンプルデータが読み出され、補間部7〜D/A変換器11を介しアナログ信号となって出力される。PCM音声データの再生時は、CPUインタフェース1経由で供給されるPCM音声データについて、波形RAM4をバッファして使用したデータ転送が行われ、楽音形成処理の場合と同じ経路で外部に出力される。また、PCM音声データの録音時は、A/D変換器12から入力されるPCM音声データにフィルタ演算部9により折り返し雑音除去のための高域除去処理が施され、波形RAM4をバッファとしたデータ転送によりCPUインタフェース1から出力される。
請求項(抜粋):
楽音波形を表すアナログ信号および持続時間の長い連続波形を表すアナログ信号を各々出力する音源装置であって、デジタルデータを記憶するメモリと、楽音形成指示が与えられることにより、形成すべき楽音波形の周波数に応じたレートで変化する楽音波形用アドレスデータを順次出力し、連続波形再生指示が与えられることにより、再生すべき連続波形の採取時のサンプリング周波数に対応したレートで変化する連続波形用アドレスデータを順次出力するアドレス演算手段と、前記楽音形成指示が与えられ、前記メモリから楽音波形サンプルデータが読み出される場合には、過去読み出された所定個数の楽音波形サンプルデータに補間処理を施すことにより、前記楽音波形用アドレスデータに対応した楽音波形リサンプルデータを出力し、前記連続波形再生指示が与えられ、前記メモリから連続波形サンプルデータが読み出される場合には、過去読み出された所定個数の連続波形サンプルデータに補間処理を施すことにより、前記連続波形用アドレスデータに対応した連続波形リサンプルデータを出力する補間手段と、前記楽音形成指示が与えられた場合には、形成すべき楽音波形を表す楽音波形サンプルデータを前記メモリに格納すると共に、前記楽音波形用アドレスデータに基づいて該楽音波形サンプルデータを前記メモリから順次読み出し、前記連続波形再生指示が与えられた場合には、前記メモリの空き状況に応じて、再生すべき連続波形を表す連続波形サンプルデータを外部から順次取り込んで前記メモリに格納し、前記連続波形用アドレスデータに基づいて該連続波形サンプルデータを前記メモリから順次読み出すメモリアクセス制御手段と、フィルタ演算の係数を調整し得るフィルタ演算手段であり、前記楽音波形リサンプルデータに対しては音色調整のためのフィルタ処理を施し、前記連続波形リサンプルデータに対しては折り返し雑音の発生を防止するための高域除去処理を施すフィルタ演算手段と、前記フィルタ処理の施された楽音波形リサンプルデータまたは連続波形リサンプルデータをアナログ信号に変換して出力するD/A変換器とを具備することを特徴とする音源装置。

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