特許
J-GLOBAL ID:200903083373362806

電流制御型半導体素子用駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-381194
公開番号(公開出願番号):特開2003-188699
出願日: 2001年12月14日
公開日(公表日): 2003年07月04日
要約:
【要約】【課題】ターンオフする際に、ベース端子-エミッタ端子間電圧が振動することを防止するようにした電流制御型半導体素子用駆動回路を提供する。【解決手段】トランジスタTr1をターンオフする際、低インピーダンスのキャリア引き抜き経路M21、D22でトランジスタTr1のベース端子からキャリアを引き抜き、トランジスタTr1がターンオフする直前に、高インピーダンスのキャリア引き抜き経路R、M23でトランジスタTr1のベース端子からキャリアを引き抜く。ターンオフ直前にキャリア引き抜き経路のRLC共振現象のダンピングファクタのR成分を大きくすることで、トランジスタTr1は、ベース端子-エミッタ端子間電圧Vbeが徐々に低下してターンオフする。これにより、ターンオフ後に再び誤ってターンオンすることがない。
請求項(抜粋):
正のパルス状電流および負のパルス状電流を交互に発生するパルス電流発生手段と、前記パルス電流発生手段と電流制御型トランジスタの制御端子との間に介挿され、前記制御端子に前記正のパルス状電流を供給する第1のスイッチ手段と、前記パルス電流発生手段と前記電流制御型トランジスタの制御端子との間に介挿され、前記制御端子に前記負のパルス状電流を供給するとともに、前記制御端子から前記電流制御型トランジスタ内の電荷を引き抜く第2のスイッチ手段と、前記電流制御型トランジスタの制御端子から前記第2のスイッチ手段を介さずに前記電流制御型トランジスタ内の電荷を引き抜く電荷引き抜き手段と、前記電流制御型トランジスタのターンオフの兆候を検出する検出手段と、(1)前記電流制御型トランジスタをオンする期間に、前記第1のスイッチ手段に前記正のパルス状電流の供給を指示し、(2)前記電流制御型トランジスタをオフする期間に、前記第2のスイッチ手段に前記負のパルス状電流の供給および前記電荷の引き抜きを指示するとともに、前記電荷引き抜き手段に前記電荷の引き抜きを指示し、前記検出手段で前記兆候が検出されたとき、前記第2のスイッチ手段に前記負のパルス電流の供給および前記電荷の引き抜きの停止を指示する制御回路とを備えることを特徴とする電流制御型半導体素子用駆動回路。
IPC (3件):
H03K 17/16 ,  H02M 1/08 ,  H03K 17/64
FI (3件):
H03K 17/16 G ,  H02M 1/08 A ,  H03K 17/64
Fターム (30件):
5H740AA04 ,  5H740BA11 ,  5H740BC01 ,  5H740BC02 ,  5H740JB01 ,  5H740LL01 ,  5H740MM01 ,  5H740NN05 ,  5J055AX04 ,  5J055AX55 ,  5J055AX66 ,  5J055BX16 ,  5J055CX13 ,  5J055DX04 ,  5J055DX22 ,  5J055DX55 ,  5J055EX01 ,  5J055EX06 ,  5J055EX07 ,  5J055EX11 ,  5J055EY01 ,  5J055EY12 ,  5J055EY17 ,  5J055EY21 ,  5J055EZ00 ,  5J055FX12 ,  5J055FX17 ,  5J055FX36 ,  5J055GX00 ,  5J055GX01

前のページに戻る