特許
J-GLOBAL ID:200903083378515716

二つの部分から構成される複合材料製部品の成型法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-133335
公開番号(公開出願番号):特開平6-047824
出願日: 1993年06月03日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 リブによって結合される分離可能な二つのセクタで構成される複合材料製部品の成型方法および装置を提供する。【構成】 本発明の方法においては、互いによって組立可能な二つの鋳型(2、3)で構成されるモールド(1)を使用する。各鋳型はその縦方向エッジ上に、外部に向かって半径方向に伸長すると共に、鋳型の空洞によって対応セクタ(16、17)の所望の外部形状を有するくぼみを規定するフランジ(4、5)を含んでいる。モールドは、鋳型が結合される際に、セクタのリブ(19、20)の厚さの二倍より大きい幅を有する、鋳型と連絡するフランジの間の縦溝(6)を提示する。鋳型のくぼみでプリプレグを同時且つ別々にゆったりと覆う。プラスチックフィルムおよび排水布でプリプレグを再び覆う。鋳型と連結しているフランジの内壁を覆うプリプレグ層間の溝内にシリコン基部(18)を置いて二つの鋳型を組み立てる。モールドの内部に真空バッグ(24)を挿入し、次いで加熱および鋳型からの取り出しを行う。
請求項(抜粋):
有機マトリックス複合材料製であると共にその縦リブに沿って結合される分離可能な二つのセクタから構成される回転部品を成型する方法であって、該方法は、(a) 互いによって組立可能な二つの鋳型で構成されており、該鋳型の各々が、外部に向かって半径方向に伸長すると共に、前記鋳型の空洞によって対応するセクタの所望の外部形状を有するくぼみを規定するフランジをその縦方向のエッジ上に含み、前記鋳型が結合される際に、該鋳型と連結している前記フランジ間に縦溝を提示し、該溝が前記セクタのリブの厚さの二倍より大きい幅を有しているモールドを使用し、(b) 前記鋳型のくぼみで同時且つ別々にプリプレグをゆったりと覆い、(c) そのように覆われた前記プリプレグをプラスチックフィルムおよび排水布で再び覆い、(d) 前記鋳型と連結しているフランジの内壁を覆うプリプレグ層間の前記溝内にシリコン基部を置いて二つの鋳型を組立て、(e) 前記モールド内に真空バッグを挿入し、(f) オートクレーブ内に前記モールドを設置し、(g) 前記真空バッグが、前記モールドの内壁上でプリプレグを、前記溝内で前記基部を圧縮するように真空を実行し、(h) 前記モールドを樹脂の加熱に必要な温度に保ち、(i) 温度を下げて前記モールドを切り開いて前記セクタを取り出すことを特徴とする方法。
IPC (3件):
B29C 67/14 ,  B29K105:08 ,  B29L 31:08

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