特許
J-GLOBAL ID:200903083383464445

薄型電池用防爆封口板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-330014
公開番号(公開出願番号):特開平9-167606
出願日: 1995年12月19日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 薄型電池において、電池内圧が上昇した場合に確実に電気的接続を遮断して電池の安全性を高める。【解決手段】 絶縁ガスケットを介して上部弁体と下部弁体を配し、上部弁体の一部を凹型に成型するとともに下部弁体の一部に小孔とこれに連なる薄肉部を設け、前記上部弁体の凹型部分の底面と下部弁体の小孔と薄肉部に囲まれた部分を溶着し、下部弁体の強度を上部弁体の強度より大きくしたものである。
請求項(抜粋):
正極板、負極板をセパレータを介して構成した極板群を内部に収納した薄型電池用封口板であり、この封口板は開孔部を有する絶縁ガスケット3と前記絶縁ガスケットの上部に配される上部弁体2と前記絶縁ガスケットの下部に配される下部弁体4と前記上部弁体の上部に配されるキャップ状端子1と、前記絶縁ガスケットと上部弁体と下部弁体とキャップ端子を内部に収納してかしめ封口し、底面に開孔部を有する金属製ケース5とからなり、前記上部弁体2には前記絶縁ガスケットの開孔部内の位置に薄肉部2aと凹型部2bが左右に設けられており、前記凹型部2bの底面と前記下部弁体とは前記絶縁ガスケットの開孔部内で溶着部Sにより電気的に接続されているとともに、溶着部Sの周囲にはこれを囲むように小孔4aと小孔4aに連なる薄肉部4bが設けられており、かつ下部弁体4の強度は上部弁体2より大きく電池内圧が所定の圧力値に達すると前記上部弁体が外側に変形する応力により下部弁体の薄肉部4bが破断して上部弁体と下部弁体の電気的接続を遮断し、上部弁体の薄肉部2aが破断して電池内のガスを電池外部に排出する薄型電池用防爆封口板。
IPC (3件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/08 ,  H01M 2/34
FI (3件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/08 K ,  H01M 2/34 A

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