特許
J-GLOBAL ID:200903083385788132

バルブタイミング制御装置付エンジンの潤滑油回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-256132
公開番号(公開出願番号):特開平7-109908
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】バルブタイミングの可変応答性及び制御性並びに装置の耐久性の向上を図ることを可能とする。【構成】カムシャフト1の先端にタイミングプーリ10を設け、両者1,10の間にリングギヤ25を介在させる。カムシャフト1とタイミングプーリ10との間でリングギヤ25の軸方向両側に各油圧室26,27を設ける。オイルコントロールバルブ(OCV)44により、各油圧室26,27に選択的に油圧を供給して、リングギヤ25を軸方向へ移動させてカムシャフト1とタイミングプーリ10とを相対回動させる。オイルポンプ41とOCV44との間にはモジュレートバルブ81を設ける。このため、オイルポンプ41からのポンプ吐出圧が一定値以上のときには、OCV44へ導入される圧力は、ほぼ所定値となり、潤滑油の温度、粘度等が変化したり、エンジンの回転数が増大したりしても、OCV44に供給される油圧は、所定値を超えることがない。
請求項(抜粋):
エンジンのバルブ駆動用カムシャフトの外周に設けられ、かつ、前記エンジンに駆動連結されたプーリと、前記カムシャフト及びプーリ間に介在されるとともに、内外周面にスプラインを有し、かつ、少なくともその一方がヘリカルスプラインであるリングギヤと、前記エンジンに駆動連結され、かつ、そのエンジンの運転状態に応じて前記エンジン各部を潤滑するための潤滑油を加圧して吐出するオイルポンプと、前記オイルポンプからの潤滑油の一部を圧力室へ供給し、その油圧を前記リングギヤに作用させるための供給路と、前記供給路の途中に設けられ、前記油圧をリニアソレノイドにより調整するための油圧調整手段とを備え、前記油圧調整手段にて調整された油圧により、リングギヤをカムシャフトの軸方向へ移動させ、プーリの駆動力をヘリカルスプラインにてカムシャフトに伝達し、プーリ及びカムシャフトの回転位相を変化させてバルブの開閉時期を調整するようにしたバルブタイミング制御装置付エンジンの潤滑油回路において、前記オイルポンプから吐出される油圧が基準値以上のときには、前記油圧調整手段に供給される油圧がほぼ所定値となるよう、前記オイルポンプと前記油圧調整手段との間に定圧弁を設けたことを特徴とするバルブタイミング制御装置付エンジンの潤滑油回路。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F01M 1/16

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