特許
J-GLOBAL ID:200903083388949692

インクジェット式記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 勝彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-021055
公開番号(公開出願番号):特開平10-202908
出願日: 1997年01月20日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 キャッピング手段に収容された廃インクを排出する際に生じる泡がノズル開口に到達するのを防止すること。【解決手段】 ノズルプレート12は、ノズル開口11の同一列を共通に取り囲むクレータ本体部14と、本体部14から両側に延びる枝路15とで形成されたクレータ部を備え、またキャップ部材21は、クレータ本体部14に対向し、かつノズル開口11の外周領域に当接する封止領域22、23と、一側側の枝路15に対向してインク吸収板28を収容するとともに、ポンプに連通するインク吸引口を備えたインク吸収用の凹部24と、他側の枝路に対向して弁を介して大気に連通する大気導入用の凹部25とから構成したので、記録ヘッドからキャップ部材21に排出されたインクを外部に吸引する場合に、枝部15’を介してノズルプレート側からキャップ部材21の底部に向かう流れとして大気を取入れて、インク吸収板28で発生する気泡をキャップ部材21の底部に押し戻してノズルプレート12に到達するのを防止する。
請求項(抜粋):
複数のノズル開口を列状に形成するとともに、同一列の前記ノズル開口を取り囲むクレータ部を形成したノズルプレートとを備えたインクジェット記録ヘッドと、前記ノズルプレートのノズル開口を封止するキャッピング手段とを備えたインクジェット式記録装置において、前記ノズルプレートは、前記ノズル開口の同一列を共通に取り囲むクレータ本体部と、該本体部から両側に延びる枝路とで形成されたクレータ部を備え、また前記キャッピング手段は、前記クレータ本体部に対向し、かつ前記ノズル開口の外周領域に当接する封止領域と、前記一側側の枝路に対向してインク吸収板を収容するとともに、ポンプに連通するインク吸引口を備えたインク吸収用の凹部と、他側の枝路に対向して弁を介して大気に連通する大気導入用の凹部とから構成されているインクジェット式記録装置。
IPC (4件):
B41J 2/175 ,  B41J 2/165 ,  B41J 2/18 ,  B41J 2/185
FI (3件):
B41J 3/04 102 Z ,  B41J 3/04 102 N ,  B41J 3/04 102 R
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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