特許
J-GLOBAL ID:200903083391406616

分散演算を用いたシンボルタイミング再生機能を有する線形変調方式通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-013739
公開番号(公開出願番号):特開平7-221810
出願日: 1994年02月07日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 絶対的な基準に近い判定基準によるシンボルタイミング再生を行う。その再生精度の向上を図り、かつフェージング下においても良好に実現する。【構成】 定エネルギーシンボル列の同期シンボル信号と情報シンボル信号とを生成し、これらを連ねて形成したスロット信号により搬送波を線形変調する送信系1と、送信信号を復調して得た復調シンボル信号に含まれる同期シンボル信号に基づくサンプリングタイミングにて復調シンボル信号をサンプリングする受信系2を有する通信システム。送信系1は、復調シンボル信号をシンボルレートのM倍でサンプリングし、シンボル当たりM個のサンプリングポイントの各々につき所定シンボル分のサンプル値からなるM組のサンプル値集合各々におけるサンプル値の分散を算出し所定閾値よりも小さい分散値を示すサンプル値集合に対応するサンプリングポイントのうちの1つを最適シンボルタイミングとして導出する。
請求項(抜粋):
略一定のエネルギーを有するシンボルからなる同期シンボル信号と所定情報信号を担う情報シンボル信号とを所定シンボルレートにて生成し、これらシンボル信号を互いに連ねて形成されるスロットシンボル信号によって搬送波を線形変調して送信信号を発生する送信系と、前記送信信号を復調して復調シンボル信号を得、前記復調シンボル信号に含まれる前記同期シンボル信号に基づくサンプリングタイミングにて前記復調シンボル信号をサンプリングする受信系とからなる通信システムであって、前記送信系は、前記復調シンボル信号を前記所定シンボルレートのM(M>1)倍にてサンプリングするオーバーサンプリング手段と、前記オーバーサンプリング手段におけるシンボル当たりM個のサンプリングポイントの各々について所定シンボル分のサンプル値からなるM組のサンプル値集合各々における前記サンプル値の分散を算出し所定閾値よりも小さい分散の値を示すサンプル値集合に対応するサンプリングポイントのうちの1つを最適シンボルタイミングとして導出するタイミング検出手段とを有することを特徴とする通信システム。
IPC (3件):
H04L 27/38 ,  H04L 7/02 ,  H04L 27/36
FI (3件):
H04L 27/00 G ,  H04L 7/02 Z ,  H04L 27/00 F

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