特許
J-GLOBAL ID:200903083395986358
連通した空隙を有するプロピレン系樹脂発泡成型体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
細井 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-309779
公開番号(公開出願番号):特開平7-138400
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】良好な透水性を有するプロピレン系樹脂発泡成型体の製造方法であって、発泡粒子に内圧付与の前処理を施して成型時に積極的に二次発泡せしめた場合であっても、成型体を構成する発泡粒子間の空隙部が埋まることなく、得られた発泡成型体の空隙率が低下するといった虞がないとともに、成型収縮や、発泡粒子相互の融着性等の問題を解決することができ、成型体の空隙率のコントロールも容易な製造方法を提供することを目的とする。【構成】プロピレン系樹脂発泡成型体を成型するにあたって、DSC曲線に高温ピークが現れる結晶構造を有し、その体積をV〔mm3 〕、表面積をS〔mm2 〕としたときのS/(6V2/3 )の値が1〜3であって、嵩密度が0.012〜0.2g/cm3 、且つ高温ピーク熱量が15J/g以上であるプロピレン系樹脂発泡粒子に、0.5kgf/cm2 ・Gを超える内圧を付与して成型に供する。
請求項(抜粋):
プロピレン系樹脂発泡粒子の示差走査熱量測定によって得られるDSC曲線(発泡粒子2〜6mgを示差走査熱量計によって、10°C/min.で220°Cまで昇温したときに得られるDSC曲線)にプロピレン系樹脂の固有ピークとともに、該固有ピークよりも高温側に高温ピークが現れる結晶構造を有し、その体積をV〔mm3 〕、表面積をS〔mm2 〕としたときのS/(6V2/3 )の値が1〜3であって、嵩密度が0.012〜0.2g/cm3 、且つ高温ピーク熱量が15J/g以上であるプロピレン系樹脂発泡粒子に、0.5kgf/cm2 ・Gを超える内圧を付与し、これを型内に充填して加熱し成型することを特徴とする連通した空隙を有するプロピレン系樹脂発泡成型体の製造方法。
IPC (2件):
C08J 9/12 CES
, C08L 23:10
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