特許
J-GLOBAL ID:200903083397139601

成形され、活性化されたラネー金属固定床触媒、その製造方法及びその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-229531
公開番号(公開出願番号):特開2001-079410
出願日: 2000年07月28日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 より良好な活性度及び選択率で、現存する技術よりも穏和な条件下で飽和及び不飽和エステルを水素化する活性化された基本金属-固定床触媒を提供すること【解決手段】 触媒活性の触媒金属として少なくとも1種のラネープロセス金属、溶出可能な合金成分及び必要な場合に助触媒からなる触媒金属及び少なくとも1種の純粋なラネープロセス合金からなる少なくとも1種の結合剤及び湿潤剤からなる混合物を均質化し、成形した触媒前駆体を850°Cを下回る温度で焼成し、溶出可能な合金成分をアルカリを用いて、活性化された外層が0.05〜1mmの厚さになるまで溶出させることにより焼結した触媒前駆体を活性化し、引き続き洗浄し、触媒を十分な時間にわたり過レニウム酸溶液又は他のレニウム塩からなる溶液中へ導入することにより活性化の後に触媒に助触媒としてレニウムをドーピングすることにより製造される、成形され、活性化されたラネー金属固定床触媒
請求項(抜粋):
成形され、活性化されたラネー金属固定床触媒が、主に次の工程:主に少なくとも1種の触媒合金及び少なくとも1種の結合剤からなる粉末、及び湿潤剤及び必要な場合に、付形助剤、潤滑剤、可塑剤、気孔形成剤及びこれらの混合物からなるグループから選択される添加剤から混合物を製造し、その際、前記の触媒合金は主に触媒活性の触媒金属として少なくとも1種のラネープロセス金属、溶出可能な合金成分及び必要な場合に助触媒からなり、その際、前記の結合剤は主に少なくとも1種の純粋なラネープロセス合金からなり、前記の混合物を均質化し、なお活性化されていない成形された触媒前駆体を得るために前記の混合物を成形し、焼結した触媒前駆体を製造するために前記の成形された触媒前駆体を850°Cを下回る温度で焼成し、前記の溶出可能な合金成分を、溶出されかつそれにより活性化された外層が0.05〜1mmの厚さになるまでアルカリを用いて溶出させることにより前記の焼結した触媒前駆体を活性化し、引き続き最終的な触媒を洗浄し;全体のレニウムを触媒上に固定するために、前記触媒を十分な時間にわたり過レニウム酸溶液又は他のRe塩からなる溶液中へ導入することにより前記の活性化の後に前記の触媒を助触媒としてレニウムでドーピングするよりなる方法により製造される、成形され、活性化されたラネー金属固定床触媒。
IPC (7件):
B01J 25/02 ,  C07C 29/149 ,  C07C 31/125 ,  C07C 31/20 ,  C07D307/08 ,  C07D307/33 ,  C07B 61/00 300
FI (7件):
B01J 25/02 Z ,  C07C 29/149 ,  C07C 31/125 ,  C07C 31/20 B ,  C07D307/08 ,  C07B 61/00 300 ,  C07D307/32 F

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