特許
J-GLOBAL ID:200903083404288952

コーティングによるプラスチックウエブの製造方法および製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109873
公開番号(公開出願番号):特開平10-100172
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 塑性化剤を使用することなく、可塑剤含有量を低減できるコーティングによるプラスチックウエブの製造方法と装置を提供する。【解決手段】 コーティングによって熱可塑性基剤からなる基体を含有するコーティング層を有するプラスチックウエブを製造する方法である。この方法は、a)可塑剤および分散された基体を含有するペースト状のプラスチゾル(3)を準備する工程、b)プラスチゾル(3)を平坦な支持体(5)上に層状に堆積させ、ペースト状態のコーティング層(6)を形成する工程、およびc)プラスチゾル(3)をゲル化させ、可塑性を有する固体状態のコーティング層(6)を得る工程を具備し、工程b)とc)との間には、プラスチック粉末(10)をペースト状態にあるコーティング層の外面に向けて加速散布し、コーティング層(6)の外面に分散させる粉末散布工程が設けられている。
請求項(抜粋):
コーティングによって、少なくとも1種の熱可塑性基剤からなる基体を含有する少なくとも1つのコーティング層を有するプラスチックウエブを製造する方法であって、a)可塑剤および分散された前記基体を含有するペースト状のプラスチゾル(3)を準備する工程、b)前記プラスチゾル(3)を平坦な支持体(5)上に層状に堆積させ、ペースト状態のコーティング層(6)を形成する工程、およびc)前記プラスチゾル(3)をゲル化させ、可塑性を有する固体状態のコーティング層(6)を得る工程を具備し、前記コーティング層(6)を形成する工程b)と、前記プラスチゾル(3)をゲル化する工程c)との間には、プラスチック粉末(10)を前記ペースト状態にあるコーティング層の外面に向けて加速散布し、前記コーティング層(6)の外面に分散させる1または2以上の粉末散布工程が設けられ、前記プラスチック粉末(10)は1または2以上の熱可塑性材料の粒子を含有し、この粒子は、前記ゲル化工程c)において前記プラスチゾル(3)の前記基体と一体化または融合しえるものであり、前記粒子の加速は自動的に行われ、この粒子の加速と分散は粒子が前記コーティング層(6)の表面および/または裏面の表層に均一に取り込まれるように行うことを特徴とするコーティングによるプラスチックウエブの製造方法。
IPC (8件):
B29C 41/32 ,  B05B 5/08 ,  B05D 1/12 ,  B05D 7/04 ,  B29C 41/28 ,  D06M 15/248 ,  B29K101:12 ,  B29L 7:00
FI (6件):
B29C 41/32 ,  B05B 5/08 Z ,  B05D 1/12 ,  B05D 7/04 ,  B29C 41/28 ,  D06M 15/248

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