特許
J-GLOBAL ID:200903083405891156

衛星通信受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-147348
公開番号(公開出願番号):特開平7-075089
出願日: 1994年06月29日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 衛星管理会社からネットワーク単位で必要時に通信衛星のトランスポンダの時間借りを行う場合、借用の都度、割当チャンネルが変更されることに自動的に対処できる衛星通信受信装置の提供。【構成】 各受信局の衛星通信受信装置のスクランブル関連情報抽出回路29は、自ネットワーク番号をスクランブル関連情報の個別情報により初期状態時に事前入手し、自ネットワーク用の通信信号を受信できていない時に、チャンネル選択回路25はチューナ部24に特定の衛星チャンネルを選択させる。この特定の衛星チャンネルでは、常時、全ネットワークの現在の割当チャンネル情報が送信されており、チャンネル情報抽出回路33は、自ネットワーク番号に対応したチャンネル情報を抽出し、これに応じてチューナ部24のチャンネルを自動的に自ネットワークに現在割当られている割当チャンネルにあわせる。
請求項(抜粋):
第1タイプ及び第2タイプのネットワークを有し、所定数の衛星チャンネルと特定の衛星チャンネルとを使用する衛星通信システムにおける前記第1タイプのネットワークの第1の受信局に用いられる衛星通信受信装置であって、前記第1タイプのネットワークは、前記所定数の衛星チャンネルの中からその時点で前記第1タイプのネットワークに割当てられた割当チャンネルを用いて、第1の通信信号を前記第1の受信局に送信する第1の送信局を有し、前記第2タイプのネットワークは、第2の受信局と、常時、前記第2タイプのネットワークに固定的に割当てられた前記特定の衛星チャンネルを用いて、第2の通信信号を前記第2の受信局に送信する第2の送信局を有し、前記第1タイプ及び前記第2タイプのネットワークは互いに異なるネットワーク番号を有し、前記第1の通信信号は前記第1タイプのネットワークのネットワーク番号を有する共通情報を有し、前記第2の通信信号は前記第2タイプのネットワークのネットワーク番号を有する共通情報を有している前記衛星通信受信装置において、前記第2の通信信号は、前記第2の送信局によって、前記特定の衛星チャンネルを用いて、前記第1タイプのネットワークのネットワーク番号と前記第1タイプのネットワークに現在割当てられている割当チャンネルのチャンネル番号とを対で含むチャンネル情報を、前記第1タイプのネットワークの契約時間の間だけ前記第2の通信信号に含ませた状態で、送信され、前記衛星通信受信装置は、前記第1タイプのネットワークのネットワーク番号を、記憶ネットワーク番号として記憶するネットワーク番号メモリと;前記所定数の衛星チャンネルと前記特定の衛星チャンネルとの内の一つを指定チャネルとして指定するチャンネル指定信号を受け、前記第1及び前記第2の通信信号の内の一つを選択的に受信通信信号として前記指定チャンネルから受信する選択的受信手段と;前記ネットワーク番号メモリと前記選択的受信手段とに接続され、前記受信通信信号から前記記憶ネットワーク番号に一致したネットワーク番号を有する前記共通情報を、抽出共通情報として抽出する第1の抽出手段と;前記第1の抽出手段に接続され、前記抽出共通情報を受けると、それに所定の処理を行って処理された信号を出力し、前記抽出共通情報を受けない場合、受信不可信号を出力する処理手段と;前記受信不可信号に応答して、前記特定の衛星チャンネルを前記指定チャネルとして指定するチャンネル指定信号を発生するチャンネル指定信号発生手段と;前記ネットワーク番号メモリと前記選択的受信手段とに接続され、前記受信通信信号から前記記憶ネットワーク番号に一致したネットワーク番号を有する前記チャンネル情報を、抽出チャンネル情報として抽出し、この抽出チャンネル情報に含まれている前記チャンネル番号を抽出チャンネル番号として出力する第2の抽出手段と;を有し、前記チャンネル指定信号発生手段は、前記抽出チャンネル番号に応答して、この抽出チャンネル番号を持つ、前記所定数の衛星チャンネルの内の一つを、前記指定チャネルとして指定するチャンネル指定信号を発生することを特徴とする衛星通信受信装置。
IPC (4件):
H04N 7/20 ,  H04B 7/155 ,  H04N 5/44 ,  H04N 7/16

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