特許
J-GLOBAL ID:200903083407374094

衝撃吸収式ステアリングシャフトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-228177
公開番号(公開出願番号):特開平8-091230
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 十分な耐熱性並びに剛性を確保しつつ、コラプス荷重を十分に低く安定させられる衝撃吸収式ステアリングシャフトを、安価に製造可能にする。【構成】 内周面に雌セレーション15を形成した管状のアウターシャフト12の先端部と、外周面に雄セレーション17を形成したインナーシャフト13の先端部とを係合させる。次いで、上記両シャフト12、13の先端部を直径方向に亙り塑性変形させる。その後、上記アウターシャフト12と上記インナーシャフト13とを互いに近づく方向に軸方向に亙り相対変位させる。そして、アウターシャフト12側の小径部14の先端部を上記インナーシャフト13側の大径部16の基端部に圧入嵌合する。同時に、上記大径部16の先端部を上記小径部14の基端部に圧入嵌合させる。又、上記小径部14の中間部と大径部16の中間部とを互いに緩く係合させる。
請求項(抜粋):
一端部に少なくとも内径を小さくした小径部を有し、この小径部の内周面に雌セレーションを形成した管状のアウターシャフトと、一端部に少なくとも外径を大きくした大径部を有し、この大径部の外周面に上記雌セレーションと係合する雄セレーションを形成したインナーシャフトとを、上記小径部の先端部と上記大径部の先端部とを係合させた状態で、上記小径部の外周面を直径方向内側に押圧する事により、上記小径部の先端部及び上記大径部の先端部を直径方向に亙り塑性変形させた後、上記アウターシャフトと上記インナーシャフトとを互いに近づく方向に軸方向に亙り相対変位させて、上記小径部の先端部を上記大径部の基端部に圧入嵌合すると共に、上記大径部の先端部を上記小径部の基端部に圧入嵌合させ、上記小径部の中間部と大径部の中間部とを互いに緩く係合させる衝撃吸収式ステアリングシャフトの製造方法。

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