特許
J-GLOBAL ID:200903083418482778

誘導装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-309367
公開番号(公開出願番号):特開平10-148500
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 従来の誘導装置では、目標(艦船など)との相対角度が不明確のため、目標と誘導装置とが正対(相対角度が0度),環境条件が大波(目標が前後左右に揺れる)などのワーストケースの場合、目標に直撃しないケースが有り得る。よって、あらゆる条件においても、目標に直撃する確率を上げる手段が必要である。【解決手段】 目標と誘導装置を搭載した飛しょう体との相対角度を取得データから導き出し、その相対角度と予め定められた目標への進入角度との角度差である第1の誤差角度と、目標反射波方向とアンテナ主軸方向との角度差である第2の誤差角度を加算した信号によって、誘導装置を搭載する飛しょう体を目標へ誘導する。
請求項(抜粋):
内部でRF(Radio Frequency)帯連続信号とローカル信号を生成して、RF帯連続信号をパルス位相変調器に出力し、且つ、ローカル信号を受信器に出力する送信源と、内部でRF帯変換連続信号に対して位相変調するための位相変調符号信号と送受信の切換信号を生成して、位相変調符号信号をパルス位相変調器に出力し、且つ、送受切換信号を送受切換器に出力するタイミング発生器と、送信源から出力されたRF帯連続信号とタイミング発生器から出力された位相変調符号信号が入力され、変調したRF帯変調連続信号を送信器に出力するパルス位相変調器と、パルス位相変調器から出力されたRF帯変調連続信号が入力され、増幅した送信信号を送受切換器に出力する送信器と、タイミング発生器から出力された送受切換信号が入力され、送受信を切り換える送受切換器と、送受切換器から出力された送信信号が入力され、送信波として空間に放射し、目標からの反射波を受けるアンテナと、アンテナで受けた反射波の受信信号と送信源から出力されたローカル信号が入力され、周波数変換し増幅したビデオ信号をパルス圧縮器に出力する受信器と、受信器から出力されたビデオ信号が入力され、相関処理した狭パルス信号を角度誤差検出器とレンジプロフィール抽出器に出力するパルス圧縮器と、パルス圧縮器から出力された狭パルス信号が入力され、アンテナの主軸と目標反射波方向との角度差を検出した第1の誤差角度を角度計算器と加算器に出力する角度誤差検出器と、角度誤差検出器から出力された第1の誤差角度とアンテナ制御器から出力された現在のアンテナ首振角度が入力処理され、角度信号をアンテナ制御器に出力する角度計算器と、角度計算器から出力された角度信号と誘導装置外部から出力された動揺信号が入力処理され、アンテナ首振角度をアンテナと角度計算器に出力するアンテナ制御器と、パルス圧縮器から出力された狭パルス信号の振幅が入力され、時間軸上に配列した目標像のレンジプロフィールを抽出するレンジプロフィール抽出器と、予め誘導装置を塔載した飛しょう体と目標との相対角度と、複数のレンジプロフィール計算値を保持するメモリと、レンジプロフィール抽出器から出力されたレンジプロフィールとメモリに保持したレンジプロフィール計算値が入力され、相似したレンジプロフィール計算値をメモリから検索し、それに対応した誘導装置を塔載した飛しょう体と目標との相対角度を進入角演算器に出力する相対角度推定器と、相対角度推定器から出力された相対角度が入力され、演算した進入角度までの第2の誤差角度を加算器に出力する進入角演算器と、角度誤差検出器から出力された第1の誤差角度と進入角演算器から出力された第2の誤差角度が入力され、加算した誤差角度を誘導装置外部に出力する加算器とで構成した誘導装置。
IPC (2件):
F42B 15/01 ,  G01S 13/88
FI (2件):
F42B 15/01 ,  G01S 13/88 M

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