特許
J-GLOBAL ID:200903083427549435
動圧軸受における動圧溝の電解加工方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
後藤 隆英 (外1名)
, 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261370
公開番号(公開出願番号):特開平10-086020
出願日: 1996年09月10日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 転造加工や電解研磨等に比して、動圧溝を高精度且つ容易に高能率で加工することを可能とする。【解決手段】 加工すべき動圧溝の溝形状の電極露出部23aを備えた電極工具23と被加工物としての軸受素材22とを所定の加工間隙をもって相対的に不動状態に固定し、電極工具23を動かすことなく溝加工を行うことによって電極工具23の送り込みに伴う誤差による動圧溝の加工精度の低下を防止するとともに、電解加工用電源24から与えられる電気量を計測し、予め求めた動圧溝加工に要する総電気量と加工量との関係に基づいて軸受素材22への動圧溝加工量を制御することによって動圧溝の最終加工量を正確に得るように構成し、軸受素材22への動圧溝加工量を精度良く制御しサブミクロン程度の高精度・微細加工を容易かつ効率的に得るようにしたもの。
請求項(抜粋):
軸受流体に軸支持用の動圧を発生させる動圧溝を動圧軸受の動圧面に対して電解加工で所定の溝形状に加工する動圧軸受における動圧溝の電解加工方法において、上記動圧溝が電解加工により形成される軸受素材と、当該軸受素材に加工される動圧溝に対応した溝形状の電極露出部を有する電極工具とを、所定の加工間隙をもって近接対向するように相対的に不動状態に固定するとともに、これら軸受素材及び電極工具を電解加工用電源の正極及び負極にそれぞれ接続し、電極工具と軸受素材との間に所定の電解液を流動させながら通電することによって上記軸受素材の一部を前記溝形状に対応して溶出させ動圧溝を電解加工して形成するものであって、前記電解加工用電源から与えられた総電気量を制御することにより、軸受素材における動圧溝形状の電解加工量を制御するようにしたことを特徴とする動圧軸受における動圧溝の電解加工方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭62-152621
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特開昭51-064141
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