特許
J-GLOBAL ID:200903083427737568

紙葉類繰り出し集積機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金倉 喬二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-180093
公開番号(公開出願番号):特開平6-024659
出願日: 1992年07月07日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 小型で簡素、かつ保守作業時の効率化を可能とし、しかも低価格な優れた紙葉類の繰り出し集積機構を提供するものである。【構成】 紙幣収納庫5の上部ほぼ中央に位置して、紙幣Pの集積時は上方に退避し、かつ繰り出し時は下降して紙葉類の最上部に当接するピックアップローラ51と、紙幣収納庫5の上面開口部の一端に設けた紙幣の出入口に設けられ、所定方向にのみ回転可能としたフィードローラ58と、このフィードローラ58と同軸上に設けられ、外側面に可撓性を有する複数枚の押下片66を放射状に備えた搬送ローラ64と、前記フィードローラ58に圧接して紙葉類の重送を防止する分離ローラ62と、この分離ローラ62から分離されてきた紙幣Pを搬送路へと搬送する搬送ベルト98および搬送ローラ92と、搬送路を搬送される紙幣Pの搬送方向を切り換える切替えゲート99とにより紙葉類繰り出し機構を構成して、集積動作と繰り出し動作とを共用して行うようにしたものである。
請求項(抜粋):
搬送路により搬送されてきた紙葉類を取り込んで紙葉類収納庫内に収納するべく紙葉類収納庫上部の紙葉類集積部に紙葉類を集積すると共に、前記紙葉類収納庫内に集積して収納している紙葉類を最上層から1枚づつ繰り出して前記搬送路へ給送する紙葉類繰り出し集積機構において、前記紙葉類収納庫の上部ほぼ中央に位置して、紙葉類の集積時は上方に退避し、かつ繰り出し時は下降して紙葉類の最上部に当接する紙葉類繰り出し手段と、前記紙葉類収納庫の上面開口部の一端に設けた紙葉類の出入口に設けられ、駆動手段により所定方向にのみ回転可能として前記紙葉類繰り出し手段により繰り出された紙葉類を取り込む紙葉類取り込み手段と、この紙葉類取り込み手段と同軸上に設けられ、外側面に可撓性を有する複数枚の押下片を放射状に備えた紙葉類集積手段と、前記紙葉類取り込み手段に圧接し、取り込んだ紙葉類を紙葉類集積部方向へと戻す方向にのみに回転して紙葉類の重送を防止する紙葉類重送防止手段と、この紙葉類重送防止手段により1枚づつ分離されて取り込まれた紙葉類を前記紙葉類取り込み手段とにより挟持して搬送路へと搬送する紙葉類搬送手段と、この紙葉類搬送手段から紙葉類を搬送路へ送り込む紙葉類送り込み手段と、前記搬送路を搬送される紙葉類の搬送方向を切り換える搬送方向切り換え手段とを備え、紙葉類の繰り出し時には紙葉類繰り出し手段を紙葉類に当接させて所定方向に回転することで紙葉類を繰り出し、また集積時には紙葉類繰り出し手段を紙葉類から退避させると共に紙葉類を搬送路から取り込んで紙葉類集積部に集積する紙葉類繰り出し集積機構。
IPC (4件):
B65H 83/00 ,  B65H 29/22 ,  B65H 29/40 ,  G07D 9/00 408

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