特許
J-GLOBAL ID:200903083434836199

トラクション制御禁止判断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-036017
公開番号(公開出願番号):特開平5-229414
出願日: 1992年02月24日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキ制御方式のトラクション制御装置において、トラクション制御が制限なく実行されるとブレーキパッドの摩耗を早めるのみならず、ブレーキ系統や駆動系に損傷を与える原因にもなる。そこで、状況に応じて、トラクション制御を禁止したり、可能にする判断装置を提供することを目的とする。【構成】 車体速度を推定する手段と、ブレーキパッドの温度を推定する手段とを設け、コンピュータ制御により、車体速度が中速域、高速域では原則的にトラクション制御を禁止する一方、ブレーキパッドの温度が高温になったと思われる場合もトラクション制御を禁止する。
請求項(抜粋):
車両の駆動輪のスピンを検出し、該駆動輪に対応して設けたブレーキにトラクションブレーキ圧を加え、該駆動輪のスピンを抑制するトラクション制御装置と、各車輪の速度を検出する車輪速度検出手段と、車輪速度に基づいて車両速度を推定する車両速度推定手段と、車両速度が低速域、中速域、高速域のいずれの領域にあるかを判断する速度領域判断手段と、車両速度が低速域にあればトラクション制御装置を作動可能状態にし、車両速度が高速域にあれば、トラクション制御装置を作動禁止状態にし、車両速度が低速域から中速域に入った際におけるトラクション制御装置がトラクション制御中であれば、そのトラクション制御が終了するまでトラクション制御装置をそのまま作動可能状態に保持すると共に、そのトラクション制御が終了した後は、中速域においては、トラクション制御装置を作動禁止状態にする一方、同際におけるトラクション制御装置がトラクション制御中でなければ中速域においてはトラクション制御装置を作動禁止状態にする第1禁止判断手段とから成ることを特徴とするトラクション制御禁止判断装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-103563
  • 特開平2-262455
  • 特開平1-145242

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