特許
J-GLOBAL ID:200903083440439177

連続鋳造鋳片の切断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-072132
公開番号(公開出願番号):特開平9-253811
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 鋳片の廃片発生時以後の連続鋳造鋳片の切断方法を提供する。【解決手段】 鋳型1内溶融金属表面から鋳片測長機3までの長さと鋳片測長機3で測定中の連鋳片2の長さとを合計して機内における未切断連鋳片の熱寸での全長を求め、これを冷寸長に換算し、鋳片の製造命令における長さ許容範囲を考慮しつつ切り捨て廃片の長さを最小にするように、かつ、廃片と良片を一体で搬出することが可能な場合には両者の合計長が、良片単独でしか搬出不能な場合には廃片直前の良片の長さが、連鋳機からの搬出可能範囲になるように切り合わせ計算を行い、以後の未切断連鋳片の切断を前記の切り合わせ計算結果に基づいて行い、各鋳片の切断終了ごとに、未切断連鋳片の全長と鋳片測長機3で測定された切断鋳片実測長とからその時点における未切断連鋳片残長を求めて、その時点の残鋳片切断予定長積算値と比較し、両者が一致しない場合はその都度前記切り合わせ計算を行って、以後の鋳片の切断を行う。
請求項(抜粋):
切断機より上流側でかつ切断機より一定距離となる位置に配置され切断すべき連鋳片の長さを測定する鋳片測長機を備えた連続鋳造機により鋳造された連鋳片の鋳込み終了時もしくは鋳込み中間部の切り捨てすべき不良部発生時における連続鋳造鋳片の切断方法であって、鋳型内溶融金属表面から前記測長機までの長さと該測長機で測定中の連鋳片の長さとを合計して機内における未切断連鋳片の熱寸での全長を求め、これを補正演算により冷寸長に換算し、鋳片の製造命令における長さ許容範囲を考慮しつつ切り捨て廃片の長さを最小にするように、かつ、廃片と良片を一体で搬出することが可能な場合には両者の合計長が、良片単独でしか搬出不能な場合には廃片直前の該良片の長さが、連鋳機からの搬出可能範囲になるように切り合わせ計算を行い、以後の前記未切断連鋳片の切断を前記の切り合わせ計算結果に基づいて行い、各鋳片の切断終了ごとに、前記未切断連鋳片の全長と前記測長機で測定された切断鋳片実測長とからその時点における未切断連鋳片残長を求めて、その時点の残鋳片切断予定長積算値と比較し、両者が一致しない場合はその都度前記切り合わせ計算を行って、以後の鋳片の切断を行うことを特徴とする連続鋳造鋳片の切断方法。
IPC (2件):
B22D 11/16 ,  B22D 11/16 104
FI (2件):
B22D 11/16 D ,  B22D 11/16 104 Q

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