特許
J-GLOBAL ID:200903083443238679

携帯用電話機のヒンジ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-214980
公開番号(公開出願番号):特開平8-079346
出願日: 1995年08月23日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【課題】 機構内にマイク素子を設置でき、また、スムーズで耐久性に優れ、組立て易い携帯用電話機のヒンジ機構を提供する。【解決手段】 本体部10下端部に、マイク素子装着空間23、突起受入空間12及び弾性体装着空間18を設け、またフリップ部24上端部にヒンジ突起25を設ける。そして、断面カム形状の弾性体接触部30をもつヒンジ軸28をヒンジ突起25から外側へ突設し、弾性体接触部30に面接触する弾性体36を弾性体装着空間18内に設ける。ヒンジ突起25を突起受入空間12に入れてヒンジ軸28を弾性体装着空間18に突出させた状態とし、フリップ部24の収納位置ではヒンジ軸28の第1平坦部29と弾性体36が接触して付勢力が加えられ且つフリップ部の通話位置ではヒンジ軸28の第2平坦部31と弾性体36が接触して付勢力が加えられるようになっている。
請求項(抜粋):
収納位置と通話位置とで保持可能にしてフリップ部を本体部の下端部にヒンジ接続する携帯用電話機のヒンジ機構であって、本体部の下端部に、マイク素子装着空間を間に挟んだ少なくとも2つの突起受入空間及びこれら突起受入空間の各外側の弾性体装着空間を設け、また、フリップ部の上端部に少なくとも2つのヒンジ突起を設け、更に、少なくとも第1平坦部及び第2平坦部を有するヒンジ軸をフリップ部のヒンジ突起から外側へ突設し、そして、ヒンジ軸の第1、第2平坦部に面接触する接触部を有する弾性体を本体部の弾性体装着空間内に設けてなり、フリップ部のヒンジ突起を本体部の突起受入空間に入れてヒンジ軸を弾性体装着空間に突出させた状態とし、フリップ部の収納位置ではヒンジ軸の第1平坦部と弾性体の接触部が接触して付勢力が加えられ且つフリップ部の通話位置ではヒンジ軸の第2平坦部と弾性体の接触部が接触して付勢力が加えられるようになっていることを特徴とするヒンジ機構。

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