特許
J-GLOBAL ID:200903083446239633

鉛蓄電池用格子体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-010669
公開番号(公開出願番号):特開平5-205747
出願日: 1992年01月24日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 エキスパンド加工して鉛蓄電池用格子体を形成する鉛合金シートをPb-Ca-Sn合金の連続鋳造体とPb-Sn-Sb合金の薄膜を冷間圧延し一体化することで安定して供給する。【構成】 Pb-Ca-Sn合金の連続鋳造体の表面にPb-Sn-Sb合金の薄膜を重ね合わせ、これらを冷間圧延して一体化させた鉛合金のシートをエキスパンド加工して格子体を作製する工程で、前記薄膜にその厚みを元の厚みの1/10以下1/1000以上の厚みに圧延した圧延体を用いる。これにより、Pb-Ca-Sn合金の連続鋳造体上でのPb-Sn-Sb合金の薄膜の剥離や破断を防止することができ、格子体用鉛合金圧延シートを安定して供給することができる。
請求項(抜粋):
Pb-Ca-Sn合金の連続鋳造体の表面にPb-Sn-Sb合金の薄膜を重ね合わせ、これらを冷間圧延して一体化させた鉛合金のシートをエキスパンド加工して格子体を作製する工程で、前記薄膜に元の厚み2〜200mmの連続鋳造体をその1/10以下1/1000以上の厚みに圧延した圧延体を用いる鉛蓄電池用格子体の製造法。ただし、前記Pb-Ca-Sn合金中のSnの量は0.2重量%以上3.0重量%以下であり、前記Pb-Sn-Sb合金中のSnの量は2.0重量%以上10.0重量%以下、Sbの量は2.0重量%以上10.0重量%以下であり、かつ前記Pb-Ca-Sn合金中のSnの量が前記Pb-Sn-Sb合金のSnの量の15%以上である。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭59-008599

前のページに戻る