特許

J-GLOBAL ID：200903083449139257

電力変換装置

発明者： 本田 尚孝 ,  嶋田 恵三 ,  関 斉
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  日立エンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-007329
公開番号（公開出願番号）：特開平6-217559
出願日： 1993年01月20日
公開日（公表日）： 1994年08月05日
要約：

【要約】【目的】電力変換装置の交流側に含まれる直流分による変圧器の偏磁を抑制すること。【構成】可飽和リアクトル4および鎖交磁束数に比例した励磁特性をもつリアクトル5を直列接続し、変圧器3の1次側に接続する。この変圧器3に直流電圧が発生すると、リアクトル4,5に流れる励磁電流を偏磁制御回路8によって鎖交磁束数に比例した直流分を検出し、出力電圧帰還信号が補正され、変圧器3の偏磁を抑制する。【効果】過補償による不安定現象の可能性がほとんどなくなり、制御系のゲインの許容範囲をはるかに広くとることができる。

請求項（抜粋）：

交流を直流に変換する順変換器、直流を交流に変換する逆変換器の少なくともいずれかを含む主回路と、基準信号波を発生する機能をもつ制御回路からなる電力変換装置において、特性の異なる複数のリアクトルを直列接続したものを順変換器または逆変換器の交流側に設け、その接続線に取り付けた電流検出器の出力信号を交流側電圧帰還信号に加算して前記制御回路に供給し、交流側に重畳した直流分を抑制することを特徴とする電力変換装置。