特許
J-GLOBAL ID:200903083453148929
磁器コンデンサ及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
窪田 法明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-054384
公開番号(公開出願番号):特開平5-217798
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 非酸化性雰囲気中における1200°C以下の焼成で得られるにもかかわらず、誘電体層の比誘電率εが7000以上、tanδが2.5%以下、抵抗率ρが1×106 MΩ・cm以上、150°CにおけるCR積が1000F・Ω以上の磁器コンデンサを提供すること。【構成】 誘電体層が、100.0重量部の基本成分と、0.2〜5.0重量部の添加成分との混合物を焼成したものからなり、基本成分が、 (1-α) {(Ba1-xCax)O}k(Ti1-yZry)O2+α(R1-zR′Z)O3/2(但し、R,R′は希土類元素、α,x,y,z,kは、0.002≦α≦0.04,0≦x≦0.27,0.05≦y≦0.26,0.5≦z≦0.9,1.00≦k≦1.04を満足する数値)からなり、添加成分がLi2 OとSiO2 とMO(但し、MOはBaO,SrO,CaO,MgO及びZnOから選択された1種または2種以上の酸化物)からなる。
請求項(抜粋):
誘電体磁器組成物からなる1又は2以上の誘電体磁器層と、この誘電体磁器層を挟持している2以上の内部電極とを備えた磁器コンデンサにおいて、前記誘電体磁器組成物が、100.0重量部の基本成分と、0.2〜5.0重量部の添加成分との混合物を焼成したものからなり、前記基本成分が、 (1-α) {(Ba1-xCax)O}k(Ti1-yZry)O2+α(R1-zR′Z)O3/2(但し、Rは、La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm及びEuから選択された1種または2種以上の元素、R′は、Sc,Y,Gd,Dy,Ho,Er,Yb,Tb,Tm及びLuから選択された1種または2種以上の元素、α,x,y,z,kは、0.002≦α≦0.040≦x≦0.270.05≦y≦0.260.5≦z≦0.91.00≦k≦1.04を満足する数値)であり、前記添加成分がLi2 OとSiO2 とMO(但し、MOはBaO,SrO,CaO,MgO及びZnOから選択された1種または2種以上の酸化物)からなり、前記Li2 Oと前記SiO2 と前記MOとの組成範囲が、これらの組成をモル%で示す三角図において、前記Li2 Oが1モル%、前記SiO2 が80モル%、前記MOが19モル%の組成を示す第1の点Aと、前記Li2 Oが1モル%、前記SiO2 が39モル%、前記MOが60モル%の組成を示す第2の点Bと、前記Li2 Oが30モル%、前記SiO2 が30モル%、前記MOが40モル%の組成を示す第3の点Cと、前記Li2 Oが50モル%、前記SiO2 が50モル%、前記MOが0モル%の組成を示す第4の点Dと、前記Li2 Oが20モル%、前記SiO2 が80モル%、前記MOが0モル%の組成を示す第5の点Eとをこの順に結ぶ5本の直線で囲まれた領域内にあることを特徴とする磁器コンデンサ。
IPC (4件):
H01G 4/12 415
, C04B 35/48
, H01B 3/12 331
, H01G 4/12 418
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