特許
J-GLOBAL ID:200903083453741620

ボイラ火炉壁伝熱管貫通部のシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-023486
公開番号(公開出願番号):特開平11-223303
出願日: 1998年02月04日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で天井室内への燃焼灰の侵入を完全に防止でき、かつ耐久性に優れたボイラ火炉伝熱管貫通部のシール構造を提供する。【解決手段】 フェライト鋼にて形成された管寄せ6にフェライト伝熱管22を溶接し、当該伝熱管22の下端部にオーステナイト伝熱管23を溶接する。また、フェライト鋼にて形成された火炉天井壁3に伝熱管貫通部8を開設し、当該火炉天井壁上の伝熱管貫通部の周囲にフェライト鋼にて形成された平板24を溶接する。伝熱管貫通部にオーステナイト伝熱管を貫通して管寄せを吊りボルト10bで吊り下げる。フェライト鋼にて形成されたシールボックス13の上端部を管寄せ6に溶接し、当該シールボックスの下端部を平板24に溶接する。
請求項(抜粋):
管寄せに接合された伝熱管をボイラ火炉壁に開口された伝熱管貫通部を貫通してボイラ火炉壁内に配置するボイラ装置において、前記管寄せの長さ方向と前記ボイラ火炉壁を構成する火炉壁管の長さ方向とを平行に設定し、前記伝熱管貫通部の周囲を被覆可能な形状に形成されたシールボックスの一端を前記管寄せに溶接すると共に、当該シールボックスの他端を前記伝熱管貫通部の周囲のボイラ火炉壁に直接溶接するか、当該ボイラ火炉壁に溶接された帯状の平板に溶接したことを特徴とするボイラ火炉壁伝熱管貫通部のシール構造。

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