特許
J-GLOBAL ID:200903083454279415

ピンスライド型車両用ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-326706
公開番号(公開出願番号):特開平6-173978
出願日: 1992年12月07日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】キャリパボディのスライドを案内するスライドピンの取付けに溶接を廃止し、溶接による不具合をなくす。【構成】キャリパブラケット3に貫通孔3bを穿設する。スライドピン5の基端側を、キャリパボディ4のピン挿通孔4fに差し込まれる先端側の差し込み軸部5aよりも大径で、且つ貫通孔3bよりも長い大径軸部5cに形成する。大径軸部5cの基端外周に抜け止め用のフランジ5dを形成する。大径軸部5cを貫通孔3bに嵌合して、フランジ5dを貫通孔3bの一側面に当接させ、貫通孔3bから突出する大径軸部5cの先端側を外側にカシメることにより、このカシメ部分とフランジ5dとで、キャリパブラケット3を挟持して、スライドピン5を固定する。
請求項(抜粋):
ディスクロータの一側部で車体に固設されるキャリパブラケットと、前記ディスクロータの外側を跨いで配設されるキャリパボディのいずれか一方にスライドピンを突設し、他方にこのスライドピンを収容するピン挿通孔を形成して、前記キャリパボディを、スライドピンの案内にてディスク軸方向へ移動可能に支持するピンスライド型車両用ディスクブレーキにおいて、前記スライドピンが取付けられるキャリパブラケットまたはキャリパボディに貫通孔を穿設し、前記スライドピンの基端側を、前記ピン挿通孔に差し込まれる先端側の差し込み軸部よりも大径で、且つ前記貫通孔よりも長い大径軸部に形成すると共に、該大径軸部の基端外周に抜け止め用のフランジを形成し、前記大径軸部を前記貫通孔に嵌合して、前記フランジを貫通孔の一側面に当接させ、該貫通孔の他側面から突出する大径軸部の先端側を外側にカシメて、前記スライドピンを取付けることを特徴とするピンスライド型車両用ディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 55/224 109 ,  F16D 65/02

前のページに戻る