特許
J-GLOBAL ID:200903083455058510
油圧緩衝器
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
川▲崎▼ 研二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-164243
公開番号(公開出願番号):特開平9-014324
出願日: 1995年06月29日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 油圧緩衝器の減衰力が常に安定して得られ、その減衰力を微妙に調整できるようにする。【構成】 シリンダ2を、外筒6、中筒7、内筒8の三重筒構造とし、内筒8内にピストン3を挿入して上部油室21と下部油室22に分け、ピストン3に、両室21、22を行き来する作動油Lの絞り部として、第1、第2の油路41、42を設けた。中筒7と内筒8との間のバイパス油路30で、両油室21、22を連通し、下部油室22側の開口を塞ぐベースバルブ16に、下部油室22とバイパス油路30を連通して作動油Lの絞り部となる油路55、57を設けた。伸張行程時には第1の油路41、油路55が絞り部となり、圧縮行程時には第2の油路42、油路55、57が絞り部となる。いずれの場合も絞り部が複数あり減衰力が安定する。
請求項(抜粋):
シリンダを構成する内筒と、ロッドの先端に固定されて前記内筒内に嵌挿され、内筒内を、伸張行程時には圧縮される第1の油室と、伸張行程時には膨張する第2の油室の2室に区画するピストンと、リザーバ室とを備え、前記ピストンに、ピストンの伸張行程時と圧縮行程時に、前記第1の油室と前記第2の油室とを連通するとともに、両室を行き来する作動油に流通抵抗を与える第1、第2の絞り部がそれぞれ設けられ、前記内筒の外側に、前記第1の油室と前記第2の油室とを連通するバイパス油路が設けられ、前記内筒における前記第2の油室側の端部に、蓋部材が嵌着され、該蓋部材に、前記第2の油室と前記バイパス油路とを連通するとともに、第2の油室とバイパス油路とを行き来する作動油に流通抵抗を与え、その絞り程度が外部から調節可能な第3の絞り部が設けられ、さらに蓋部材に、前記第2の油室と前記リザーバ室とを連通するとともに、両室を行き来する作動油のうち、第2の油室からリザーバ室に向かう作動油に流通抵抗を与える第4の絞り部が設けられていることを特徴とする油圧緩衝器。
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