特許
J-GLOBAL ID:200903083458703386
廃水の脱窒・脱リン方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-319748
公開番号(公開出願番号):特開平7-171593
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】生物学的方法の処理の不安定性を解消して脱窒効果を向上できると共に、凝集剤の利用効率を高めて脱リン効果を向上させることができ、更には、硝化反応、脱窒反応、リン放出反応、凝集剤の添加を一つの反応槽で行うことのできる廃水中の脱窒・脱リン方法を提案する。【構成】反応槽12に流入した窒素成分及びリン成分を含む被処理原水を、先ず好気性条件下で微生物と接触させて硝化処理する。硝化処理後に被処理原水を嫌気性条件下で微生物と接触させて窒素成分を除去する脱窒処理と微生物からリンを放出させるリン放出処理を順次行うと共に、嫌気性条件下における一定時間ごとの被処理原水の酸化還元電位の変化量をORP装置44で連続的に検出してコンピュータ46に出力する。コンピュータ46では、検出したある時点での変化量α2 とその直前又はもう一つ前の変化量α1 の比α2 /α1 が所定値より大きくなった後に、定量ポンプ32を作動して被処理原水に凝集剤を添加してリン成分を除去する。
請求項(抜粋):
窒素成分及びリン成分を含む被処理原水を好気性条件下で微生物と接触させて硝化処理し、硝化処理後に前記被処理原水を嫌気性条件下で微生物と接触させて窒素成分を除去する脱窒処理と微生物からリンを放出させるリン放出処理を順次行うと共に、前記嫌気性条件下における一定時間ごとの被処理原水の酸化還元電位の変化量を連続的に検出し、前記連続的に検出した各々の時点での変化量α2 とその直前又はもう一つ前の変化量α1 の比α2 /α1 が所定値より大きくなった後に前記被処理原水に凝集剤を添加してリン成分を除去することを特徴とする廃水の脱窒・脱リン方法。
IPC (4件):
C02F 3/30 ZAB
, C02F 1/52 ZAB
, C02F 3/12 ZAB
, C02F 3/34 101
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