特許
J-GLOBAL ID:200903083461174327

硬貨選別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-300919
公開番号(公開出願番号):特開平5-143827
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】コイルセンサを用いた従来の電子式硬貨選別装置は硬貨通路のレールを転動落下する硬貨を検出しており、選別速度を早めるためレールの傾斜を大にすると、硬貨がレールを離れ検出を誤るのでこの問題を取除く。【構成】硬貨通路の通路巾を2分する中心線に対し巾方向に互に対称となる位置に2対のコイルセンサ2-1,2-2を置き、この両センサの出力の和(A+B)に対し、この両センサの出力の差(A-B)の二乗に比例する所定の補正a(A-B)2を施し、硬貨通過位置に無関係な検出量(A+B+a(A-B)2)を得る。
請求項(抜粋):
硬貨の姿勢をほぼ一定に保ちながら、該硬貨の径方向と一致する所定の方向へ硬貨を1枚づつ通過させ、この通過方向と直交する前記硬貨の径方向における巾が所定値であるような硬貨通路と、夫々、この硬貨通路を通過する硬貨とその面方向に対向するように、所定の空陳を距てて設けられた一対のコイルからなり、前記硬貨通路の巾を2分するこの通路の中心線に対し前記巾方向に、1対づつ互に対称の位置に配置されてなる2対のセンサと、前記2対のセンサの夫々の出力値の和に対し、同じく前記2対のセンサの夫々の出力値の差の二乗に比例する所定の補正を加え、前記硬貨通路を通過する硬貨の位置にほぼ無関係の検出値を出力する手段とを備え、該検出値を金種別の所定の基準値と比較して当該通過硬貨の正否を判別することを特徴とする硬貨選別装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-183793

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