特許
J-GLOBAL ID:200903083461532045

分散システムのデータ管理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-028025
公開番号(公開出願番号):特開平5-225027
出願日: 1992年02月14日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】 分散システムのデータベース間の共通データの整合性をリアルタイムに維持し、かつシステム構成に合わせて分散管理する。【構成】 通信手段2を介して情報を送受可能に分散して設けられた複数の計算機システム1(A,B,C)にそれぞれデータベース3(A,B,C)を設け、該データベースに他のデータベースと重複する共通データ項目が含まれてなる分散システムのデータ管理方法において、重複する共通データ項目に当該データの内容を変更できる権限を有する唯一の計算機システムの識別情報を含める。共通データの内容変更要求に対し、その権限を有する計算機システムが当該データの内容を変更し(13)、変更後の共通データの内容を当該共通データを保有する他の計算機システムに伝送して変更後の内容に書替えさせる(14)。
請求項(抜粋):
複数の計算機システムと、該各計算機システムにそれぞれ設けられたデータベースと、前記複数の計算機システム間で前記データベース内のデータを含む情報を送受信する通信ネットワークとを含んでなり、前記各データベースに保有されたデータに他のデータベースと重複する共通データが含まれてなる分散システムのデータ管理方法において、前記共通データに対してそれぞれデータ毎に、当該データの内容を変更できる権限を一つの計算機システムに与え、前記共通データの内容変更の要求があったとき、前記権限を有する計算機システムのみが当該データの内容を要求に合わせて変更し、変更後の共通データの内容を前記通信ネットワークを通じて当該共通データを保有する他の計算機システムに伝送し、当該他の計算機システムが自己のデータベースの対応する共通データを前記変更後の内容に書替えることを特徴とする分散システムのデータ管理方法。

前のページに戻る