特許
J-GLOBAL ID:200903083464692256
ポリエチレン系多層フィルム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-281096
公開番号(公開出願番号):特開平10-119206
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【解決手段】本発明のポリエチレン系多層フィルムは、内層と1層以上の中間層と外層とからなる3層以上の多層フィルムであり、内層は、特定の密度とMFRを有する高圧法低密度ポリエチレン(A)および/または直鎖状低密度ポリエチレン(B)で形成されており、中間層のうち、少なくとも内層に隣接する中間層は、エチレンと炭素原子数3〜20のα-オレフィンとをメタロセン系オレフィン重合用触媒の存在下で共重合して得られた特定の密度とMFRを有する低密度エチレン・α-オレフィン共重合体(C)で形成されており、外層は、特定の密度とMFRを有するポリエチレン(D)で形成されており、内層と中間層全体と外層との層の厚みの比が1/1.5〜10/1〜10であることを特徴としている。【効果】上記ポリエチレン系多層フィルムは、耐ブロッキング性および低温ヒートシール性に優れるとともに、透明性に優れている。
請求項(抜粋):
内層と1層以上の中間層と外層とからなる3層以上の多層フィルムであり、該内層は、密度が0.911〜0.925g/cm3 の範囲にあり、メルトフローレート(ASTM D 1238,190°C、荷重2.16kg)が1.5〜10g/10分の範囲にある高圧法低密度ポリエチレン(A)および/または直鎖状低密度ポリエチレン(B)で形成されており、該中間層のうち、少なくとも内層に隣接する中間層は、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとをメタロセン系オレフィン重合用触媒の存在下で共重合して得られたエチレン・α- オレフィン共重合体であって、密度が0.860〜0.905g/cm3 の範囲にあり、メルトフローレート(ASTM D 1238,190°C、荷重2.16kg)が1.5〜15g/10分の範囲にある低密度エチレン・α- オレフィン共重合体(C)で形成されており、該外層は、密度が0.911〜0.970g/cm3 の範囲にあり、メルトフローレート(ASTM D 1238,190°C、荷重2.16kg)が1.5〜10g/10分の範囲にあるポリエチレン(D)で形成されており、内層と中間層全体と外層との層の厚みの比が、1/1.5〜10/1〜10であることを特徴とするポリエチレン系多層フィルム。
IPC (3件):
B32B 27/32
, B32B 27/32 103
, C08L 23/04
FI (3件):
B32B 27/32 E
, B32B 27/32 103
, C08L 23/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
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多層フィルム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-297132
出願人:住友化学工業株式会社
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ポリオレフィンストレッチフィルム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-144228
出願人:ビスケイス・コーポレイション
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