特許
J-GLOBAL ID:200903083469677255

車両用エンジン始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-314764
公開番号(公開出願番号):特開平7-165017
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 エンジンの始動並びに盗難防止機能の解除をメカニカルなイグニッションキーを利用せずに行うことができて、車両発進のための準備操作を大幅に簡単化すること。【構成】 シフトロック機構18はオートマチックトランスミッションがパーキングポジションから他のポジションへシフトされること、つまり自動車の走行を禁止している。制御回路5は、携帯形送信機1からの動作指令信号Saを受信装置4を通じて受けたときには、所定の始動条件が満たされていることを前提にスタータ回路を形成してエンジンを始動させる。制御回路5は、このようにエンジンが始動された状態で、フットブレーキスイッチ21からのブレーキ信号S7の入力を含むシフト可能条件が成立したときに、シフトロック機構18の電磁ソレノイド19に通電して当該シフトロック機構18によるシフト禁止機能を無効化して、自動車を走行可能な状態に切換える。
請求項(抜粋):
オートマチックトランスミッションがパーキングポジションにある状態で車輪をロックするパーキング機構と、前記オートマチックトランスミッションがパーキングポジションから他のポジションへシフトされることを禁止するためのシフトロック機構とを備えた車両に設けられるエンジン始動装置において、空中伝播信号より成るエンジン始動用暗号信号及びエンジン停止用暗号信号を受信するための受信装置と、この受信装置が前記エンジン始動用暗号信号を受信したときに前記オートマチックトランスミッションがパーキングポジションにあることを前提に前記車両用エンジンを始動させると共に、このようなエンジン始動状態において少なくとも車両用ブレーキ装置の動作を含むシフト可能条件が成立したときに前記シフトロック機構によるシフト禁止機能を無効化し、上記エンジン始動状態において前記受信装置が前記エンジン停止用暗号信号を受信したときに前記オートマチックトランスミッションがパーキングポジションにあることを前提にエンジンを停止させる制御を行う制御手段とを設けたことを特徴とする車両用エンジン始動装置。
IPC (2件):
B60R 25/04 ,  H04K 1/00

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