特許
J-GLOBAL ID:200903083470998197

シリコ-ンフオ-ムの硬化速度を制御する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-077071
公開番号(公開出願番号):特開平5-009320
出願日: 1991年03月18日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 白金により触媒された付加硬化型シリコ-ン発泡性組成物の硬化時間を制御する方法が提供される。【構成】 約2〜約10のpHを有する水性緩衝溶液を前記組成物に添加することからなっている。この方法によると、硬化時間は、緩衝溶液のpHがこの緩衝溶液の添加前の組成物のpHより高ければ延長され、緩衝溶液のpHがこの緩衝溶液の添加前の組成物のpHより低いと短縮される。約2から約8までの範囲のpH値を得るために使用する緩衝溶液は例えば水性リン酸エステル/水酸化カリウム緩衝液であり、リン酸エステルが式R3OPO3H2〔式中、R3は炭素原子を約1〜約20個有する置換もしくは非置換のアルキル基または炭素原子を6〜約20個有する置換もしくは非置換のアリール基である〕を有する。
請求項(抜粋):
重量で、(A)重量で、(1)式【化1】[式中、RおよびR1 は、このポリマ-が0.0002〜3重量%のビニルを含有するように、炭素原子1〜20個を有する置換または非置換の炭化水素基より成る群の中から選択され、xは、このポリマ-の粘度が25°Cで100〜1,000,000センチポイズとなるように変化する]のビニルで末端停止したポリジオルガノシロキサン100部、(2)白金触媒約25〜約140ppm 、(3)発泡性組成物100部当たり約1〜200重量部の強化用または増量用の充填材からなるシリコ-ン組成物、(B)式【化2】[式中、R2 は、水素、炭素原子1〜8個のアルキル基、炭素原子1〜8個のハロ置換アルキル基、炭素原子6〜14個のアリ-ル基および炭素原子6〜14個のハロ置換アリ-ル基より成る群の中から独立に選択され、R3 は、炭素原子1〜8個のアルキル基、炭素原子6〜14個のアリ-ル基、炭素原子6〜14個のハロアリ-ル基および炭素原子3〜8個のフルオロアルキル基より成る群の中から選択され、uおよびvは、25°Cで約5〜約10,000センチポイズの粘度を有する水素化ポリシロキサンを与えるのに充分なように変化することができる整数である]を有する実質的に線状の水素化ポリシロキサン1〜50部、ならびに、(C)水、有機アルコ-ル、またはこれらの混合物より成る群の中から選択されるヒドロキシル源約0.1〜約5部よりなるシリコ-ン発泡性組成物の硬化時間を制御するための方法であって、約2〜約10のpHを有する水性緩衝溶液約1〜約5重量部を前記組成物に添加することからなっており、この緩衝溶液のpHが緩衝溶液を添加する前の前記組成物のpHより高い場合には硬化時間が延長され、緩衝溶液のpHが緩衝溶液を添加する前の前記組成物のpHより低い場合には硬化時間が短縮されることを特徴とする方法。
IPC (4件):
C08J 9/02 CFH ,  C08K 3/32 ,  C08L 83/04 LRN ,  C08L 83:04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-270737

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