特許
J-GLOBAL ID:200903083471125596

列車接近警報受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-224304
公開番号(公開出願番号):特開2000-052990
出願日: 1998年08月07日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】列車線路の作業区間の見張り員が携帯する列車接近警報受信機が、列車接近警報を一定間隔の送信波で知らせてくれる送信機の故障を警報音で検知できるようにする。【解決手段】受信機に、キャリアSQ回路11、SW12、整流器14、周期判定回路13,15、警報音発振器16、アラーム制御部17を設ける。送信機から一定間隔で、列車なしのときトーン信号で、列車有りのときメッセージ信号で変調した電波が送られてくるので、SQ回路11の出力をタイマ13に入力して間欠送信の間隔をチェックし、SW12がオンのとき、検波出力を整流器14で整流し、トーン信号又はメッセージ信号が一定間隔か否かを周期判定回路15でチェックする。アラーム制御部17はチェック結果から受信レベルが低いか間隔が変われば送信機の故障として故障警報音をスピーカ84から出すように構成した。
請求項(抜粋):
列車線路に沿った作業区間の見張り員または作業者が携帯して使用できる構造を有し、アンテナを含む無線受信部と、検波器と、検波出力を増幅してスピーカを鳴動させる増幅器とを備えた無線受信機であって、当該作業区間に配置された無線送信機から、列車がいないときトーン信号を変調信号として変調し短時間ずつ所定の間隔で繰り返し送出された電波を受信復調して前記スピーカから間欠トーンを出力させ、列車が接近したとき前記トーン信号の代わりに列車接近を知らせるメッセージ信号を変調信号として変調し前記所定の間隔で繰り返し送出された電波を受信復調して前記スピーカから音声出力させるように構成された列車接近警報受信機において、前記無線受信部の受信波のキャリアレベルを監視して受信波有り/無しを示すスケルチ出力を出すスケルチ回路と、前記検波器に接続され、前記スケルチ出力によって検波出力を通過/遮断するスイッチと、前記スケルチ回路に接続され、スケルチ出力が前記所定の間隔のとき“H”電圧を出力し、所定の間隔でなくなったとき“L”電圧を出力する第1の周期判定回路と、前記スイッチに接続され、前記検波器で検波されたトーン信号,メッセージ信号を整流出力する整流器と、該整流器の出力が前記所定の間隔のとき“H”電圧を出力し、所定の間隔でなくなったとき“L”電圧を出力する第2の周期判定回路と、故障警報音信号を発振する警報音発振器と、前記第1の周期判定回路と第2の周期判定回路の出力を入力とし、少なくとも一方の出力が所定の間隔でなくなったことを示す“L”電圧になったとき、前記故障警報音信号を断続させて前記増幅器に対して出力するアラーム制御部と、を備え、前記無線送信機が送出する送信波の送信間隔、または前記無線送信機の前記トーン信号,前記メッセージ信号の信号発生レベル,変調間隔の少なくとも1つがそれぞれ関連する回路の故障によって変化して正常動作でなくなったとき、受信機側で故障警報音を鳴らして送信機側の前記故障を検知できるようにしたことを特徴とする列車接近警報受信機。
IPC (2件):
B61L 23/06 ,  B61L 23/00
FI (2件):
B61L 23/06 ,  B61L 23/00 E
Fターム (7件):
5H161AA01 ,  5H161MM02 ,  5H161MM11 ,  5H161NN11 ,  5H161NN15 ,  5H161PP12 ,  5H161QQ03

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