特許
J-GLOBAL ID:200903083471793777

ハニカムコアの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合志 元延
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-146180
公開番号(公開出願番号):特開平5-309768
出願日: 1992年05月13日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 第1に、母材シートそして接着剤について、自動的な検出,判別,チェック,重積等が可能となり、熟練,手間,時間等を要せずコスト面に優れると共に、第2に、正確に一定のピッチと幅の接着剤が、確実に半ピッチずつずれて重積された母材シートを用いるので、セル形状が不均一とならず品質面にも優れた、ハニカムコアの製造方法を提案する。【構成】 母材シート1に条線状に塗布された接着剤をラインセンサ14にて検出し、そのピッチ,幅,所定の半ピッチずれ等が許容範囲内にあるか否かを画像処理装置16にて判別し、重積中心位置をマークする。そして重積中心位置をエリアセンサ23にて検出し、画像形成装置16にてずれの修正量を演算して、修正を実施し重積中心位置を重積基準位置線に合わせてから、母材シート1を重積する。そして接着,切断,展張することにより、ハニカムコアを製造する。
請求項(抜粋):
一定の方向,ピッチ,幅で条線状に接着剤が塗布されると共に、所定長さ毎に切断された母材シートを、1枚ずつ供給する供給ステージ工程と、この供給ステージ工程から供給された該母材シートについて、条線状に塗布された該接着剤を多数のラインセンサにて検出し、その検出結果に基づき画像処理装置にて、該接着剤のピッチと幅が許容範囲内にあるか否か、および、次の重積ステージ工程で重積された場合に隣接する他の母材シートの接着剤に対し、該接着剤が半ピッチずつずれる許容範囲内にあるか否か等を判別し、それぞれが許容範囲内にある場合に、該母材シートに重積中心位置をマークするマーキングステージ工程と、しかる後、このマーキングステージ工程から供給された該母材シートについて、マークされた上記重積中心位置をエリアセンサにて検出し、その検出結果に基づき画像処理装置にて、予め設定された重積基準位置線に対する上記重積中心位置の距離と角度のずれの修正量を演算して、該母材シートの位置修正を実施し、上記重積基準位置線に上記重積中心位置を合わせた後、該母材シートを次々と重積して行く重積ステージ工程と、その後、加熱加圧により該接着剤を溶融硬化させ、重積された該母材シート間を接着してから、該接着剤と直交する方向に切断して、重積方向に展張することにより、中空柱状のセルの平面的集合体であるハニカムコアを得ること、を特徴とするハニカムコアの製造方法。
IPC (3件):
B32B 3/12 ,  B21D 43/22 ,  B21D 47/00

前のページに戻る