特許
J-GLOBAL ID:200903083482069337

自動分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188146
公開番号(公開出願番号):特開平10-019901
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 試料の前処理を簡単な機構で行なえるようにする。【解決手段】 プローブ34により外周ターンテーブル14のサンプルカップ24から試料が吸引され、内周ターンテーブル2の反応管4に分注される。試薬もを、プローブ34により外周ターンテーブル14の試薬容器26から反応管4に分注される。その後、内周ターンテーブル2が高速で正方向と逆方向に回転を繰り返すことにより、反応管4内の反応溶液が撹拌される。所定時間の撹拌後、反応管4内の反応溶液がプローブ34により分析部28へ分注されて測定が開始される。
請求項(抜粋):
試料と試薬を反応管に分注し、撹拌して反応液を調製する前処理装置と、前処理装置で調製された反応液の反応を測定する分析部と、前処理装置と分析部の間に配置され、前処理装置で調製された反応液を分析部へ分注する分注器と、を備えた自動分析装置において、前記前処理装置は、同心円上の内周側と外周側に配置され独立して回転する二重のターンテーブルで、その一方は反応管が設置された反応管用ターンテーブル、他方は試料容器及び試薬容器が設置された試料・試薬用ターンテーブルとなっているターンテーブル機構と、前記反応管用ターンテーブルを各ポディションに移動して停止させるとともに、正逆方向に又は一方向に間欠的に高速回転させる反応管用ターンテーブル駆動機構と、前記試料・試薬用ターンテーブルを各ポディションに移動して停止させる試料・試薬用ターンテーブル駆動機構とを備え、前記分注器は前記両ターンテーブルの所定の位置及び前記分析部の位置の間を移動可能に配置され、前処理装置の反応管から前記分析部への反応液の分注、前処理装置での試料容器から反応管への試料の分注及び試薬容器から反応管への試薬の分注を行なうことを特徴とする自動分析装置。

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