特許
J-GLOBAL ID:200903083482101559
自動倉庫システムにおける物品搬入管理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-155525
公開番号(公開出願番号):特開平6-001413
出願日: 1992年06月16日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】本発明は、物品搬入口での物品の渋滞によって生じる物品の付帯情報の処理停滞を極力解消し、また物品搬送時に起こり易い物品の付帯情報の欠落を回避できることを最も主要な目的としている。【構成】データ管理/システム管理によりシステム全体を統括管理する上位計算機と、上位計算機の支配下におかれている各エリアを管轄する複数のローカル計算機と、物品搬入口を管轄するローカル計算機と、複数のコントローラとから構成され、物品搬入口から搬入される搬入物品とその付帯情報を指定された倉庫に搬送する自動倉庫システムの物品搬入管理装置において、物品搬入口から搬入される物品とその付帯情報とを別体のものとして扱い、物品それ自体を機械制御により物品搬入口から搬入させて倉庫へ送るのはコントローラにて行ない、上位計算機と各ローカル計算機は物品の付帯情報の処理のみを行なうことを特徴としている。
請求項(抜粋):
データ管理/システム管理によりシステム全体を統括管理する上位計算機と、前記上位計算機の支配下におかれている各エリアを管轄する複数のローカル計算機と、物品搬入口を管轄するローカル計算機と、前記各ローカル計算機に対応した複数のコントローラとから構成され、物品搬入口から搬入される搬入物品およびその付帯情報を指定された倉庫に搬送する自動倉庫システムにおける物品搬入管理装置において、前記物品搬入口から搬入される物品とそれに付帯している付帯情報とを別体のものとし、前記物品それ自体を機械制御により物品搬入口から搬入させて倉庫へ送る機能を前記コントローラに持たせ、前記各ローカル計算機に前記物品の付帯情報を送信する機能を前記上位計算機に持たせると共に、前記上位計算機に対する情報伝達機能、および前記各ローカル計算機相互間での情報の授受機能を前記各ローカル計算機に持たせ、前記物品の付帯情報を予定の入庫ラインを通ってトラッキングして、前記各ローカル計算機により当該トラッキングデータを管理/処理し、かつ当該情報に基づいて前記上位計算機により制御ライン全体の一元化管理を行ない、一方、前記ローカル計算機では、自己に割り当てられた管理すべきエリアにトラッキングされてきた付帯情報をストックしておき、自己が入庫されるべき物品の最終目的地である場合に、前記コントローラにより搬送されてきた物品の到着を待って前記上位計算機に入庫完了を通達して入庫完了処理を行ない、また、他のエリアに搬送されるべき物品の付帯情報である場合は、前記上位計算機に次のポイントの管理情報の送信を要求し、情報の渋滞がなければ前記物品の付帯情報を先送りすると共に自己がストックしていた付帯情報を消去してその旨を前記上位計算機に送信し、情報が渋滞していれば前記物品の付帯情報を移動/削除せず一定時間経過後に再度次のポイントの状態をチェックし、次に送ることのできるポイントに空きができるまで当該処理を繰り返すようにしたことを特徴とする自動倉庫システムにおける物品搬入管理装置。
IPC (2件):
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