特許
J-GLOBAL ID:200903083483531379

光断層画像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-226779
公開番号(公開出願番号):特開平11-056772
出願日: 1997年08月22日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 内視鏡で観察している領域に対応する部分の断層像部分を自動的に表示する等の操作性の良い光断層画像装置を提供する。【解決手段】 内視鏡2の鉗子チャンネル17内にガイド光と混合された低干渉光を導光し、先端から周方向に照射する光走査プローブ9が挿通され、挿入部16の先端部14に設けた撮像手段により撮像された画像は通常像用フレームメモリ6を介してモニタ7に内視鏡像27として表示され、内視鏡像27の所定の領域内にガイド光が現れるフレームを検出する等して、ガイド光の出射方向を検出し、内視鏡像27として表示される領域に相当する部分の断層像を自動的に表示する制御を行う。
請求項(抜粋):
被検体の特定部位を照明する照明光を発する照明手段と、照明光で照明された被検体の特定部位の像を結ぶ対物光学系と、前記対物光学系からの像を撮像する固体撮像素子と、被検体内に挿通可能な細長の挿入部と、低干渉光を発生する光源と、前記挿入部に挿通され、前記挿入部の先端側の側端面から被検体に前記低干渉光を出射するとともに、被検体より反射された反射光を検出するための1つのシングルモードファイバからなる導光手段と、前記シングルモードファイバより出射した光を挿入部の先端部より当該周方向に走査出射するため、前記シングルモードファイバを回転可能とする駆動手段と、前記シングルモードファイバで検出した被検体からの反射光を前記光源より生成した基準光とを干渉させて、干渉した干渉光に対応する干渉信号を抽出する干渉光抽出手段と、前記干渉信号に対応する信号処理を行い、前記被検体の深さ方向の断層像を構築する信号処理手段と、を備えた光断層画像装置において、前記挿入部先端より出射され、被検体に照射した光を前記固体撮像素子で撮像し、その画像から前記挿入部先端より出射した光の方向を検出するとともに、前記方向より、前記断層像を表示する領域または方向を制御する制御回路を備えたことを特徴とする光断層画像装置。

前のページに戻る