特許
J-GLOBAL ID:200903083492826535

自動窓開閉機構における挟込防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-195646
公開番号(公開出願番号):特開平11-036710
出願日: 1997年07月22日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 開閉部材の開閉位置によらずに、かつ窓枠部の変形等の影響を受けることなく、開閉部材と窓枠部との間に介在する異物を迅速に検知でき、挟込みを未然に防止することができる自動窓開閉機構における挟込防止装置を提供する。【解決手段】 この挟込防止装置では、自動開閉される窓ガラス7の下縁部7aに配設された投光手段17が照射した光を、窓枠部5に配設した受光素子19によって受光することにより、異物を検知している。また、この装置では、周囲の明るさの変動等による影響を取り除くため、投光手段17からは断続的に光が照射され、投光手段17の点灯に伴う受光素子19の受光光量の増加量を受光素子19を通じて順次検出し、その増加量が所定の値未満である場合に、異物が存在すると判定されるようになっている。また、窓枠部5には、光による異物検知を補助する異物検知用の感圧素子21が配設されている。
請求項(抜粋):
車両の窓やルーフ等の窓枠部に摺動自在に設けられ、光透過性材料から構成された開閉部材と、モータと、前記モータからの動力に基づいて前記開閉部材を開閉駆動する開閉機構と、前記開閉部材の開閉動作を指示する操作入力を受付ける入力受付手段と、前記入力受付手段を通じて入力される前記操作入力に基づいて前記モータを駆動制御することにより前記開閉部材を開閉する開閉制御手段とを備えた自動窓開閉機構における挟込防止装置であって、所定の光を発光し、前記開閉部材の閉塞方向上流側端部からその開閉部材中に前記所定の光を入射させる投光手段と、前記窓枠部における前記開閉部材の閉塞方向下流側端部に面する内周部およびその内周部の近傍に位置する車体の部分の少なくともいずれか一方に設けられ、前記開閉部材を透過して入射する前記投光手段からの前記所定の光を受光し、その受光光量に応じた信号を出力する受光手段と、前記投光手段に前記所定の光の照射を指示する一方、前記受光手段からの前記信号に基づき、前記開閉部材と前記窓枠部の前記内周部との間における異物の有無を判定し、異物の存在を検知すると前記開閉制御手段に前記開閉部材の閉塞動作の停止を指示する挟込判定手段と、を備えることを特徴とする自動窓開閉機構における挟込防止装置。
IPC (4件):
E05F 15/16 ,  B60J 1/00 ,  B60J 1/17 ,  G01V 8/20
FI (4件):
E05F 15/16 ,  B60J 1/00 C ,  B60J 1/17 A ,  G01V 9/04 Q

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