特許
J-GLOBAL ID:200903083503774460

デジタルフィルタ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-050139
公開番号(公開出願番号):特開2007-228511
出願日: 2006年02月27日
公開日(公表日): 2007年09月06日
要約:
【課題】回路規模および消費電力をあまり増加させることなく、高精度なデジタルフィルタ回路を実現する。【解決手段】バンドパスフィルタ11およびローパスフィルタ3は、FIRフィルタによって実現されている。また、バンドパスフィルタ11は、動作周波数を、通常周波数と、それよりも低いダウンサンプリング時の周波数とに切り換えることができ、ローパスフィルタ3は、バンドパスフィルタ11がダウンサンプリングする場合に、当該バンドパスフィルタ11へ入力される信号の高周波成分を除去できる。さらに、バンドパスフィルタ11の積和回路56は、バンドパスフィルタ11が通常周波数で動作する場合、バンドパスフィルタ11のメモリ52・53に代えて、ローパスフィルタ3のメモリ42・43に格納されたデジタル値と、バンドパスフィルタ11のフィルタ係数との積和演算結果を算出する。【選択図】図8
請求項(抜粋):
入力側ローパスフィルタとバンドパスフィルタとを備えたデジタルフィルタ回路であって、 上記両フィルタは、それぞれ、動作周波数で周期的に入力されるデジタル値を、当該フィルタの次数分だけ記憶する記憶回路と、当該記憶回路に格納されたデジタル値と当該フィルタのフィルタ係数列を構成するフィルタ係数との積和演算結果を算出する演算回路とを備えたデジタルFIRフィルタであり、 上記バンドパスフィルタは、動作周波数を、第1周波数、および、それよりも低い第2周波数に切り換え可能であり、 上記入力側ローパスフィルタは、その動作周波数が上記第1周波数に設定されており、上記バンドパスフィルタの動作周波数が第2周波数の場合に、上記バンドパスフィルタへ入力される信号の高周波成分を除去するものであり、 上記バンドパスフィルタの演算回路は、当該バンドパスフィルタが第1周波数で動作する場合、当該バンドパスフィルタの記憶回路に代えて、上記入力側ローパスフィルタの記憶回路に格納されたデジタル値と上記バンドパスフィルタのフィルタ係数との積和演算結果を算出することを特徴とするデジタルフィルタ回路。
IPC (2件):
H03H 17/00 ,  H03H 17/06
FI (3件):
H03H17/00 621J ,  H03H17/06 615E ,  H03H17/06 651
引用特許:
出願人引用 (3件)

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