特許
J-GLOBAL ID:200903083509098644

ヒトイムノグロブリンEの定量法および測定キット

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-124920
公開番号(公開出願番号):特開平9-304388
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】非特異的反応による凝集がなく、低濃度域でも正確な測定が可能な、高感度で迅速なヒトイムノグロブリンE(IgE)の定量法を提供する。【解決手段】抗IgE抗体を感作した不溶性担体と試料を混合し、抗原-抗体凝集反応による反応液の吸光度変化量を測定し、検量線を用いて未知試料のIgEを定量するに当り、不溶性担体としてラテックス粒子を用い、該担体上に感作された抗IgE抗体を凝集反応液中の濃度が2〜40μg/mlになるように用い、抗IgE抗体感作不溶性担体を凝集反応液中の濃度が0.01〜0.08重量%になるように用い、平均分子量3千〜百万のポリエチレングリコールを凝集反応液中の濃度が0.1〜5重量%になるように加え、不溶性担体と試料との反応を5秒〜15分間恒温で行い、ラテックス凝集反応の進行に伴う吸光度の増加を測定するIgEの定量法である。
請求項(抜粋):
抗ヒトイムノグロブリンE抗体を感作した不溶性担体と試料を混合し、抗原-抗体反応による凝集反応を生ぜしめ、該反応液の吸光度変化量を測定し、予め濃度既知のヒトイムノグロブリンEを試料として測定し、得られた検量線を用いて、濃度未知の試料中のヒトイムノグロブリンEを定量するに当り、(1) 不溶性担体としてラテックス粒子を用い、(2) 不溶性担体上に感作された抗ヒトイムノグロブリンE抗体を、凝集反応を生ぜしめる反応液中の濃度が2〜40μg/mlになるように使用し、(3) 抗ヒトイムノグロブリンE抗体を感作した不溶性担体を、凝集反応を生ぜしめる反応液中の濃度が0.01〜0.08重量%になるように使用し、(4) 平均分子量3,000〜1,000,000のポリエチレングリコールを、凝集反応を生ぜしめる反応液中の濃度が0.1〜5重量%になるように添加し、(5) 不溶性担体と試料との反応を5秒〜15分間、恒温で行い、(6) 凝集反応の進行に伴う吸光度の増加を測定することを特徴とするヒトイムノグロブリンEの定量法。
IPC (3件):
G01N 33/543 581 ,  G01N 33/543 583 ,  G01N 33/53
FI (4件):
G01N 33/543 581 J ,  G01N 33/543 583 ,  G01N 33/53 N ,  G01N 33/53 Q

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