特許
J-GLOBAL ID:200903083509856506

軸受の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛木 護 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-241859
公開番号(公開出願番号):特開平9-088962
出願日: 1995年09月20日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 焼結含油軸受からなるツインベアリングの製造コストを下げる。2つの軸受面の強度も高める。【解決手段】 粉末成形工程では、内径が全体的に均一で、外周面の一端側に径大部7Aを有する圧粉体1Aを成形する。焼結工程後の矯正工程では、段付きダイ22を用い、その径小部26に焼結体1Aの径小部6Aの先端側のみを押し込むとともに、径大部28に焼結体1Aの径大部7Aを押し込む。これにより、焼結体1Aの両端側がコアロッド21に付くまで径方向内方へ変形し、2つの軸受面3,4ができる。これら軸受面3,4間には、より内径の大きい部分2が残る。
請求項(抜粋):
原料粉末を圧縮して筒状の圧粉体を成形する粉末成形工程と、成形された圧粉体を加熱して焼結する焼結工程と、焼結された焼結体を再圧縮して所定形状に矯正する矯正工程とを備え、内径を小さくしてなる複数の軸受面が軸方向に分離して並んでいる軸受の製造方法において、前記粉末成形工程では、内径が全体的に均一であるとともに、外径が一端側から他端側へ向けて段階的に大きくなる筒状の圧粉体を成形し、前記矯正工程では、軸受の内周面を形成するコアロッドと、軸受の外周面を形成するダイと、軸受の端面を形成するパンチとを備え、前記コアロッドの外径が均一で、前記ダイの内径が一端側から他端側へ向けて段階的に大きくなる矯正用金型を用い、前記複数の軸受面に相当する部分のみで焼結体を前記ダイにより径方向内方へコアロッドに押し付けるまで変形させることを特徴とする軸受の製造方法。
IPC (4件):
F16C 33/14 ,  B21J 5/12 ,  B22F 3/24 ,  B22F 5/00
FI (4件):
F16C 33/14 A ,  B21J 5/12 Z ,  B22F 3/24 101 Z ,  B22F 5/00 C

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