特許
J-GLOBAL ID:200903083517404878
スイッチド・リラクタンス型モータの駆動システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
増田 竹夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-119786
公開番号(公開出願番号):特開平9-285180
出願日: 1996年04月17日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 回路構成が簡単で、かつ、スイッチング周期が短くてよいSRモータの駆動システムを実現する。【解決手段】 直流電源11のプラス側に接続した半導体スイッチング素子1,2,3と、前記直流電源11のマイナス側に接続した半導体スイッチング素子7,8,9とを、電機子コイル4,5,6を介して直列接続して複数の第1の主回路を構成した。予め設定した順序に従って電機子コイルに接続してある前記半導体スイッチング素子を同時にオン・オフ制御して電機子コイルへの電流供給を順次切り換える。半導体スイッチング素子が同時にオフとなった時に電機子コイルに発生する誘導エネルギーを、電機子コイルに設けた中間タップから取り出し直流電源に回生させるようにし、半導体スイッチング素子のスイッチング周期を短縮させるようにした。
請求項(抜粋):
ロータの突極位置の検出信号に基づき、ステータを構成する複数の電機子コイルに接続したそれぞれ2組の半導体スイッチング素子を、予め設定した順番に従ってオン・オフ制御することにより、複数の前記電機子コイルへの電流供給を順次切り換え、前記ロータを回転させるスイッチド・リラクタンス型モータの駆動システムにおいて、前記電機子コイルと、その両端にそれぞれ接続した半導体スイッチング素子とを、直列接続して形成した第1の主回路を複数の前記電機子コイルごとに設けると共に、複数の前記第1の主回路の両端における半導体スイッチング素子を直流電源のプラス側とマイナス側との間に並列接続し、さらに、前記第1の主回路における電機子コイルの中間部に設けたタップに、アノード端子を接続したダイオードを前記直流電源のプラス側に接続すると共に、前記電機子コイルの電流流入端にカソード端子を接続したダイオードを前記直流電源のマイナス側に接続することによって形成した前記電機子コイルの放電回路を、複数の前記第1の主回路ごとに設け、前記第1の主回路における2つの半導体スイッチング素子が同時にオフとなった時に電機子コイルに発生する誘導エネルギーを、電機子コイルに設けたタップ取付位置によってきまる放電電流として前記タップから取り出し、タップに接続したダイオードを介して直流電源に回生させるようにしたことを特徴とするスイッチド・リラクタンス型モータの駆動システム。
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